北大大会も第30回。前日のパーク-Oとのセットもすっかり定着した。23日、7年 ぶりにリメイクされた「切羽青雲」(札幌市南区)は、さわやかな秋晴れの中、 約60人の参加者を迎えて賑わった。
今年の北大大会の開催日は、9月2度目の3連休の中日に設定された。大学はまだ 夏休み中のところが多く、他に大きなOL大会もなかったので、広報次第ではより 多くの参加者数が望めたかもしれない。一方、既に全日本大会が開催されたこと により、北海道への足が遠のいた側面はあるだろう。
20世紀には7月最終週から8月第1週に定着していた開催日も、大学の夏休み期間 の変化等もあり、近年は9月を中心に流動的になっている。いずれにせよ、大会終 了の晩の合同大コンパ、そして北海道旅行と合わせて、特に学生にとって夏休み の一大イベントたりうる環境を、北大大会は提供し続けてきている。
「切羽青雲」は、都市近郊の市街地に隣接して残る森。札幌付近特有の名物ク マザサが繁茂しており、典型的札幌近郊テレインと言える、タフなテレインだ。 とはいえ市内という立地の良さもあり、古くからよく使用されてきた。
北大では従来のIllustratorに替わり、いよいよOCADを導入。1:10000の縮尺と し、クマザサ地帯を縦ハッチで表すなど、より見やすく、イメージに合いやすい 地図に生まれ変わった。一部の小道・小径は薮に覆われていたので、周囲を白抜 きしない不明瞭な小径の表記にすればなお良いだろう。
コースは、南北に走る尾根に対して東西に横切って行ったり、クマザサの斜面 を直進したりする課題がメインとなった。体力差がタイム差に直結するような様 相を呈し、一部21Aの上位選手以外のAクラス参加者にとっては長時間レースとな った。また、年齢別に分けられた各クラスの完走者数も、ほんの一部を除いては 極端に少ない。
M21Aは、伸び盛りの20代選手に格の違いを見せ付け、村越真が完勝。一部膝下 を露出する格好での出走だったが、クマザサも安曇野のアドベンチャーレースで 鍛えられた肉体には「へでもなかった」とのこと。W21Aは、前日よりも小差にな ったものの、酒井佳子が2日連続の優勝。
あらゆる条件において厳しい地方で、30回という金字塔を打ち立てた功績は大 きい。今回は一つの節目だが、北大部員・OBの意気込みは熱く、来年以降への継 続開催に燃える。願わくば早めの広報、勧誘をして、かつての"百人コンパ"の賑 わいが、再現されることを望む。
以下、速報より
| M21A - 6.84km ↑360m | |||
| 1 | 村越 真 | 1:13:56 | |
| 2 | 池 陽平 | 1:26:02 | 札幌農学校 |
| 3 | 日下雅広 | 1:28:04 | 東北大OLC |
| W21A - 5.00km ↑225m | |||
| 1 | 酒井佳子 | 1:15:52 | |
| 2 | 志村直子 | 1:18:38 | かすいち倶楽部 |
| 3 | 白鳥桂子 | 1:44:10 | |