毎年恒例の通称筑東北戦、即ち筑波大vs東北大vs宮城女子学院大の対抗戦も、 ここ数年はさくらんぼ大会を使って行われるようになった。今年はさらに岩手大 と岩手県立大を巻き込んだ5校の対抗戦として行われた。
対抗戦として用いられたのが、さくらんぼ大会4レース中3レース目、2日目午前 に行われたミドルレースだ。公認大会だが、与えられたクラス分けに従って各自 エントリーし、クラスを横断した独自の計算方法で(大まかには、各校ごとに上 位半分の平均タイムを算出)競われた。
日本のOL界において、学生同士内輪の対抗戦が増え、学生と学生以外の世界と の隔絶が危惧される声が聞かれて久しい。そんな中でこの対抗戦は、既存の大会 ・クラス分けをそのまま用いて行われるので、学生同士の対抗戦にとどまらず、 各クラスで学生以外の層とも切磋琢磨できる場となり画期的だ。
伝統ある筑東北戦の戦いは、そのレース前夜から行われる。今年はさくらんぼ 大会初日の晩がそれに当たるが、対抗戦参加校以外にも、大会参加のため宿泊し ていた新潟大学、名古屋大学を加えて盛大に前夜祭が行われた。ノンアルコール の「ゲテモノ」ドリンクで勝負し……散会後は各宿泊部屋で夜(酒)の対抗戦を ……(詳細省略)
このように複数の大学が一夜を共にしつつ、レースで競い合う対抗戦は、学生 時代の大きな楽しみの一つだろう。それを、運営まで学生(第三者校)や直近の OBに頼るのでは、いつまでも閉じた世界で終わってしまう。
日本のOL界にとって、大学OL界の、新規加入者供給源としての貢献度は計り知 れない。本対抗戦のように、大会としていろいろな層の参加者たちと競いつつ、 同時に大学対抗として盛り上がることができれば、学生OLの醍醐味の一つとなり うる。このような場が多く設定されれば、参加者(学生オリエンティア)増へ、 ひいてはOL界活性化へとつながるのでは……、と夢は膨らむ。
成績: 1位筑波(上位5人) 26:20 2位東北(上位20人) 28:29 3位岩手県立(上位7人)32:32 4位岩手(上位13人) 34:17 5位宮城学院(上位6人)43:00 ルール: 各参加者のタイムをMEのウィニングに換算. 各大学参加者上位半数のタイムで平均値を求める. その平均タイムが速い大学の勝利.