24日、島根県も梅雨真っ只中、降水確率90%で迎えた。島根県スポレク祭大会 の会場である瑞穂青少年旅行村周辺は、植生Aのきれいな林が占める。参加者の来 場に合わせたように雨もやみ、程好い曇天での開催となった。
同旅行村は島根県西部の邑南町(旧瑞穂町)にある。県庁所在地であり県協会 の主力が集う松江からは、車で約2時間。広島からの方がはるかに近く、その半分 程の所要時間という立地だ。
日程表をよくチェックすると分かるが、島根県では例年、GWの春の大会、11月3 日の秋の大会(いずれも松江)、10月にトレイル-Oとフット-Oの2日間大会である さんべ祭りOL大会など、精力的にイベントが開催されている。島根県スポレク祭 は今回で19回目だが、その中にOLが採用されてからは歴史が浅い。今回の旅行村 での開催は、昨年7月に続き2回目。来年からは日程を秋に移す計画との話だ。
参加者は地元邑南町の小学生がメインで、同町内でも車で2〜30分程度かけて来 る子もいたそうだ。ほとんどが女の子。グループクラスは家族組A(小学生を含む 家族)、家族組B(未就学児を含む家族)、小学生組に計10組24名が参加。中には 去年も参加した子もいて、ゴールして楽しそうに感想を述べ合う姿が見られた。
競技は20コントロールのフリーポイント形式で、一斉スタート。上記子どもの 走るクラスと個人ではコースセットが違う。個人クラスは、狭い範囲ながらもし っかりとした林が存分に使われ、植生の良さとはっきりした地形が待ち受ける。
道路を挟んで南西にも同程度の林が広がっているとのことで、今後の伸展も期 待される。昨年は広島等から10人もの個人クラス参加者があったが、短い競技時 間で緊迫した競り合いも予想され、非常に面白いOLが提供できるテレインだ。
小規模な大会でもあり、参加費が100円だったり、参加者の便宜を図ってくれた りと至れり尽くせり。また特筆すべきは、しっかり行われる表彰式だ。島根県協 会では、数年前から表彰状に地図を刷り込んだものを渡しており、年齢を問わず 良い記念になるだろう。ちょっとした工夫だが、どこでも応用でき、大規模大会 でも表彰式を盛り上げるためのヒントとなり得る。
島根県の大会は初心者対象にOL界の裾野拡大に貢献しているが、近年は通行可 能度入りのマップが増え、競技面も決して疎かにしていない。トレイル-Oにも熱 心に取り組んでおり、あらゆる層のオリエンティアを楽しませようという姿勢が 伝ってくる。
確定成績
個人男子
1 奥村理也 ウルトラクラブ 15'13"
個人女子
1 吉岡康子 OLC吉備路 41'56"