1日、毎年4月初旬に行われる金沢大大会も無事24回目を数えた。開催地の石川 県河北郡津幡町は能登半島沖地震の影響も軽微。前日から降り出した雨も朝には やみ、実に15年ぶりにリメイクされたテレインが多くの参加者を迎えた。
能登半島沖地震から1週間。もはやOL界の特徴でもあるが、一部では無責任な風 評が横行し、大会は中止でないかとささやかれた。津幡町は能登半島の付け根、 やや西寄りに位置するが、被害らしいものを目にすることはなかった。大会では 災害義援金の募金箱を設置。大会後援には新聞・放送関係の会社も名を連ね、一 般社会に対して大会開催意義のアピールに一役買ったのではないだろうか。
参加者は例年通り金沢大OB/OGと、北信越・愛知・関西からの来場者が大勢を占 める。中には金大にゆかりがなくても東京から来る人もいた。当日参加者も事前 申込者同様に表彰対象という扱いは、北陸でもごく普通だ。
雨も上がり、OBを中心に当日申込者が20人には達しただろうか。黄砂で遠景は 望めなかったものの、東日本太平洋側のような高温にはならず、OL日和。テレイ ンは日本海側ではごく普通に見られる植生だが、きれいな林が固まっている箇所 もある。枝葉は大概乾き、上半身が濡れることはほとんどなかったが、雨の影響 は地面のぬかるみに見られた。
地図は金沢大大会用に作成された地図としては初めて(?)の植生4段階表記。 晩秋に至るまでは薮が濃く、冬に入ると雪が積もる日本海側では地図調査は困難 を極めるだろう。
コースは制約の多い中、MAとWA/M40A(同じコース)が地図交換ありの2MAPで組 まれた。この大会以外ではほとんど見られない、同一コントロール複数回使いが 見られる。他のクラスは大胆に距離を抑え、ウィニング30分以内(クラスによっ ては20分以内)だった。いろいろ意見はあるだろうが、何より制約は大きい。
ほとんどのOB勢にとっても初めてのテレインとなったが、攻略法は他の北陸テ レインと大差ないと思われる。MAは片山裕典(公認スプリングカップME8位)、WA は南朋江と、ともに金沢大の卒業生が1位になった。
会場では例年の金大大会同様、暖かいレモネードを無料サービス、カップラー メンを販売。斬新な地図名も伝統となりつつある。一方、大会ブログに関連させ た抽選会、植生4段階表記への移行、数年前から取り入れたe-card……、と革新的 な取り組みも忘れない。早くも来年の大会が楽しみである。
以下、速報より
| MA | |||
| 1. | 片山裕典 | 0:56:00 | おいぐす |
| (参) | 天谷翔吾 | 0:59:32 | |
| 2. | 奥村理也 | 1:03:36 | ウルトラクラブ |
| (参) | 山田貴洋 | 1:05:23 | |
| 3. | 玉木圭一 | 1:06:46 | 屍レーシング |
| WA | |||
| 1. | 南朋江 | 0:58:10 | おいぐす |
| (参) | 小林美幸 | 1:00:12 | |
| 2. | 佐藤宏衣 | 1:35:07 | |
| 3. | 平瀬有希子 | 1:36:47 | |
本文中の募金ですが、大会ブログによると、7,480円集まったそうです。