2013年度春、それぞれのインカレ後-第2回 杉村俊輔

2014年3月28日
2013年度春、それぞれのインカレ後-第2回 杉村俊輔

「それぞれのインカレ後」、今回からインカレミドル・リレーの優勝者インタビューが始まります。第2回は、インカレミドル男子選手権で優勝した、東北大学3年の杉村俊輔さんに来ていただきました。2013年度は全日本ミドルの優勝、全日本リレーでも静岡県チームのアンカーを務めての優勝と非常に華々しい戦績が光りますが、インカレへの道のりは平坦ではなかったようです...。

- まずは、ミドル優勝おめでとうございます! 早速ですが、今回のインカレに対する取り組みについて教えてください。

レース中の杉村さん
レース中の杉村さん

杉村:10月の終わり頃から右膝の状態が良くなくて、思うように走り込みが出来ず、1月は状態が悪化して全く走れませんでした。本格的にトレーニングが出来るようになったのは、2月になってからです。

- 10月の終わりというと、インカレロングが終わったあたりからでしょうか。そこから1月まで...かなり長いこと苦しんだようですね。

杉村:2月になって、主なトレーニングとしては雪上ランを積極的に行いました。インカレ本番で雪が残っていることも想定していたし、不整地の練習にもなるからです。 しかし、インカレ1週間前の練習中に、右膝の今まで痛めていた箇所とは全く違う箇所を痛めてしまいました。歩いただけでも痛みが出るような状況で、出場するかどうか迷いましたが、インカレに出たいという思いが強く、モデルイベントの日に出場することを決めました。

- 出場する、しない、どちらにしても大変な決断だったことと思います。 そんな状況で臨んだインカレミドルですが、コースやテレインの印象はいかがでしたか?

レース中の杉村さん2
レース中の杉村さん2

杉村:スピードを落とさずに走り続けられるようなコースだったと思います。ルートはかなり見えやすかったですが、アタックが少し難しかったです。テレインの印象としては、隣接テレインの矢板山田よりもスピードが出やすいと感じました。斜面がそこまできつくなく、ヤブもかなり切りやすかったです。ハッチもそこまで気になりませんでした。

- たしかに、私も千葉大・東工大大会の時に矢板山田のヤブには苦しんだ記憶があります。試走会で走ったインカレのテレインの方が走りやすいと感じていました。 さて、そんなテレインでのレースとなったわけですが、怪我の心配もあったかと思います。レース中の話を聞かせてください。

杉村:正直、レース前は膝の怪我が気になって不安でいっぱいでした。でも、レースでは最後まで集中し続けることが出来ました。微地形のアタックで少しミスをしましたがすぐにリロケートが出来ましたし、ミスを最小限に抑えられました。あと、ビジュアルで応援を聞いた時は鳥肌が立ちました。

- 万全でない状態にもかかわらず、ここまで素晴らしい走りができたことに驚いています。優勝した感想はいかがですか?

杉村:嬉しさ8割、悔しさ2割、といったところです。 個人戦の優勝は1年の時からずっと目指してきたので、その夢が叶って素直に嬉しいです。 悔しさが残った理由は2つあります。1つは、万全の状態で走ることが出来なかったからです。もう1つは、2年連続で堀江さん(名古屋大学4年)に最後の競り合いで負けて先にゴールされてしまったからです。自分の弱さが出たレースでもあったので、もっともっと練習して強くならなくてはと思いました。

- この飽くなき向上心が、杉村さんの強さの秘訣かもしれませんね。来年度、万全な状態で走ったらどれほどすごいことになってしまうのか、などという期待もしてしまいます。さて、ミドルでは優勝した一方で、翌日のリレーは悔しい結果となってしまいましたね。

表彰台で喜ぶ杉村さん
表彰台で喜ぶ杉村さん

杉村:そうですね。リレーで、東北大は優勝・入賞を逃しました。自分も膝が限界を超えてしまい、全く良い走りが出来ませんでした。この悔しさを力に変えて、東北大は来年強くなって帰ってきます。 皆さん見ていてください。

- 来年度への闘志をうかがわせる回答でした。最後に、来年度に向けて一言お願いします。

杉村:インカレロング・ミドル・リレーの3冠を目標に、1年間精進していきたいと思います。応援よろしくお願いします。

- まずはしっかり怪我を直し、そして再び大舞台で杉村さんの走りがみられることを楽しみにしています。ありがとうございました。

[posted by yi]
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