7日、東京は広く正月にふさわしい雲ひとつない青空に恵まれた。神奈川との都県境に位置する「大地沢」にて第3回関東学連定例戦が開催され、50人近い参加者が、山林でのオリエンテーリングを楽しんだ。
西では関西学連定例戦が、長い歴史を重ねている。加えて今年は関東にも学連定例戦が誕生し、年間4レースの開催が予定されている。もともと関東に数多開催されていた大学対抗戦を、今年度は定例戦に置き換えたとのことだ。それによって大学生だけでなく、高校生から地域クラブのベテランまで、幅広い年齢層の参加者を集めている。気軽に参加できるイベントとして捉えられているようだ。
第3回となる今回の主催は早大OC(早稲田大・日本女子大・東京医科大・駿河台大より構成)。1ヶ月余り後に控える早大OC大会の運営シミュレーションも兼ねて開催された。参加費は最大900円。最寄り駅からの往復には会場である大地沢青少年センターの無料送迎バスを手配するといった便宜が図られた。また、スタート地区からフィニッシュへのウィンドブレーカーの運搬も行われた。
テレインは2007年2月の早大OC大会で使われた「大地沢」。その南部のみを印刷して使用している。斜面は急峻で広葉樹が大部分を占め、植生は季節による違いが激しい。この季節での使用が最も適していると言えそうだ。コースは急峻なテレインにも関わらず、いずれのコースもアップ率を6%以内に収めている。序盤のショートレグでは薄緑で描かれた見通しの利かない林をいかに処理するかが問われ、参加者たちはなかなか一筋縄ではいかなかったようだ。
MAはウィニングタイム設定どおりで、お互い京大OBでぞんび~ずの源後知行と大西康平が僅差の勝負を展開。結果的に大西は失格となったが、これはレース中に知らずに立ち入り禁止エリアを通ってしまったようで、潔い自己申告による。WAは芦澤咲子(KOLC)が序盤にミスをするも立て直し、1分余りの差で同胞を抑えて制勝。参考記録で走った男子選手に勝るとも劣らない巡航速度だった。
関東では学生の対抗戦ばかりが多く開催され、大学生以外に対して閉鎖的な印象だといった声が聞かれたりもした。関東学連定例戦の開催は、そうした印象を払拭する絶好の機会になったのではないだろうか。しかし、当の学生による対抗戦としてのニーズにはなかなか合わなかったようで、その点は惜しまれる。
関西では学連定例戦は、加盟校の運営能力に合わせ、年間レース開催数が変遷してきた。少人数の大学でクラブ単独では外部に開かれたイベントを開催できる力がなくとも、他大学のクラブと組むことにより定例戦開催を可能にしてきた。
また、東海から関西にかけてかつて行われていた対抗戦の椙橘戦(椙山女学園大対京都橘女子大;当時、橘椙戦とも)、名阪戦(名古屋大対大阪大)、市阪戦(大阪市立大対大阪大、半死戦とも)などはいずれも当然のように外部参加を募り、大学生以外の層も会場を賑わしていた。そういった事例も、関東学連が大学生以外の層と良好な関係を築きつつ今後の活動をしていく上でのヒントになるかもしれない。今年度最終第4回は、2月12日の開催が予定されている。
速報より
| MA - 3.2km ↑170m | |||
| 1 | 源後 知行 | 0:40:16 | ぞんび~ず |
| 2 | 大木 孝 | 0:42:20 | みちの会 |
| 3 | 奥村 理也 | 0:42:55 | ウルトラクラブ |
| WA - 3km ↑170m | |||
| 参 | 神山 康 | 0:42:05 | 東京支社 |
| 1 | 芦澤 咲子 | 0:54:43 | KOLC |
| 2 | 池澤 芽衣 | 0:55:59 | KOLC |
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