虹かかる秋空の下、湖畔公園は大盛況-第34回東北大学大会(2011)

2011年11月23日
フィニッシュへ:東北大大会2011

 11月20日、宮城県柴田郡川崎町において『みちのく湖畔公園~不死鳥の降りた地~』を舞台に「第34回東北大学大会」が開催され、MAFは立川悠平(インカレで2位w)WAFは斎藤早生(チーム白樺)が優勝した。

 昨年秋の時点では「JOA公認カテゴリBの2日間大会」として宮城県民の森『岩切』で開催が予定されていた第34回東北大学大会だが、震災のせいで『岩切』はクローズテレインとなり、世間における自粛ムードの高まりも相まって年度初めにいきなり開催の危機に見舞われた。また、みちのく湖畔公園での開催が決定した後も、9月→8月→11月と日程変更がたびたび行われ、正式に開催が告知されたのは大会の1ヵ月前。開催までの準備には相当苦労した様子がうかがえる。

予選コース

 『みちのく湖畔公園』は過去に2度ほどO-Newsでも取り上げたが、見通しが良くスピードが出せるエリアと、遊具や建物、生垣などが散在し細かいナビゲーションが必要となるエリアとを合わせ持つ、宮城県内最高級のスプリントテレインである。今大会は、MA・WAクラスでは予選・決勝方式、それ以外のクラスでは通常のレースのほかにチャレンジレースに参加できる仕組みが取られた。このチャレンジレースはMA・WAクラスの決勝を走ることができるというもので、予選を突破できなかった選手も参加できる。スプリント1本レースでは物足りない選手や、予選に落ちたが決勝のコースを走りたい選手にとってはありがたい制度だ。

 MA・WAクラスの予選は公園の北側が使用され、一部に生垣が複雑に存在するエリアがあるとはいえ比較的スタンダードなコースが提供された。しかし、決勝では公園全域が使用され、南西部に広がる建物エリア「ふるさと村」でφループが使用されるなど、非常に集中力を要するコースとなっていた。また、立入禁止区域が多く、気付かずに通過してしまい失格となる選手が目立った。特に、MAP名にも入っている「不死鳥」(MAFクラス18番と21番コントロールの間にある赤ハッチ)で失格になる選手が目立ったが、この区域には球根が植えられており、地面の色が異なるとはいえ現地では一見してどこが立入禁止なのか分かりにくい。大会1週間前の最終チェック時にいきなり出現したそうだが、今大会時は地図で書いてある以上に面積が広がっていたために、地図上では通過可能な箇所を通っても失格となるケースも生まれており物議を醸した。今回の場所のように立入禁止区域が分かりにくい場合は、テープやコーンで囲むといった措置が必要だったかもしれない。もっとも、立入禁止区域に入らないように心掛けることは参加者の義務でもある。

男子決勝 立川のルート

 決勝のレース時間帯は一時雨が降ることもあったが、すぐに止んだ。会場の空に見事な虹がかかる中、決勝の選手が次々とゴールする。MAFはスプリントの決勝らしく15分台に多くの選手がひしめく中、昨年度全日本スプリント大学生の部チャンプの立川が14'31と抜きんでたタイムで優勝した。立川は予選では久しぶりの1:4000の縮尺に苦しんだそうだが、決勝ではうまくスピードに乗れ、また難しいエリアではスピードをコントロールできるなどうまくレースをまとめられたようだ。

秋空に姿を現した虹に、会場からは歓声が上がった。
秋空に姿を現した虹に、会場からは歓声が上がった。

 レース後には、豊富な協賛品をめぐっての抽選会も行われ、大きな盛り上がりを見せた。今回の東北大大会で協賛依頼を出した企業は40社以上にのぼるそうで、地域の名産品の生産組合にも依頼を出すなど新たな試みも行われた。協賛企業リストの入った大看板を東北大の川内キャンパスに設置するなど、協賛企業をPRする体制も整っている。18社もの協賛を得た秘訣はそういったところにありそうだ。

次回大会は東北大のホームテレインが舞台!

 閉会式において次回の東北大大会の宣伝も行われた。それによると、次回大会は2012年9月2日の開催となり、『青葉の森』でロングディスタンス競技が行われるようだ。『青葉の森』は東北大OLCのホームテレインと言える場所で、東北大OLCの創部以来、オリエンテーリング、山ランなどで数多くの部員に親しまれてきた場所である。次回大会もおおいに盛り上がることを期待したい。

男子入賞者
男子入賞者
女子入賞者
女子入賞者

速報より、

MAF - 3km ↑20m
1立川 悠平0:14:31インカレで2位w
2藤生 孝志0:15:18東京OLクラブ
3小見山 斉彰0:15:30チーバくんを応援する会
4太田 貴大0:15:35みちの会
5黒田 幹朗0:15:39長野県OL協会
6上野 光0:15:47青葉会
WAF - 2km ↑16m
1斎藤 早生0:16:10チーム白樺
2高橋 美和0:16:28アークコミュニケーションズスキーチーム
3畠山 真紀0:18:29岩大OLC
4水野 綾子0:18:56青葉会
5小柳 優紀0:20:42鞍部同好会
6本間 理紗0:22:04青葉会
[posted by yi]
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