細かい読図と雨との戦い-関西学連インカレロングセレ

2010年6月22日
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レース談義:関西学連インカレロングセレ

 20日、梅雨のただ中に行われるのが恒例となった、日本学生オリエンテーリング選手権大会ロングディスタンス部門関西地区代表選考会が、名テレイン「青山高原」で開催され、雨の中の厳しい戦いが展開された。

 いわゆるインカレのロングセレだが、関西学連からの選手権出場枠は男子5人、女子3人。本選考会で男子4人、女子2人が選考され、ほかに推薦で男女各1人が選考される計画だった。男子は優勝予想時間を70分に設定され、これは当初のインカレロング本戦と同じ80分から変更された。女子は本戦と同じ65分設定だった。選考会と同じコースの一般併設も設定されたが、上記タイムはあくまで選考会クラスの優勝予想時間とのことだった。その他F、WFクラスも設けられた。

MO1位大西康平、MS1位宮本佳記

 テレインの青山高原は、1991年のゴールデンウィークに開催されたOK2days、すなわち大阪大と京都大による2日間大会の、京大大会で初めてO-Map化された。以来、1994年の全日本大会翌日の6人リレーや2004年の春インカレから、合宿や練習会まで大小さまざまなイベントに用いられている。今回の併設クラスには関西や東海地区をはじめ、遠くは関東や東北からも参加者が駆けつけた。

 選考会クラスが先にスタートし、その後一般併設がスタートするまでに雨が降り始めた。水分を含んだ斜面が滑りやすく、タフなレースとなった。また林の中はいっそう暗く、1:15000で細かく描かれた地図の読み取りに苦戦したとの声も、多くから聞かれた。そんな中、レースはいわゆるツボリ合いが展開された。

 MSは、選考会自体に圧倒的大人数を参加させた京都大学勢が枠を独占した。併設MOも上位は学生に負けておらず、2位まで京都大学出身者が占めた。コース最速は今年のユニバーシアード代表、大西康平。MOには東海学園を中心とする中高生も果敢に挑戦し、うち高校生2人が選考会通過相当のタイムを記録した。

 WSは競技時間の3時間以内完走者が2人に満たなかった。難易度の低いコントロールの少ないコースセットに加え、急斜面の多いテレインにタフなコンディションが重なり、1箇所でつまづくと30分以上ロスするような状態だったようだ。同コースの最速WO1位はインカレロング実行委員長の野澤建央。特に女子の選手選考について、卒業生による諮問委員会の判断が待たれる。

速報より、

MS - 5670m up405m
1宮本 佳記1:06:50京都大学4
2伴 毅1:10:22京都大学3
3市脇 翔平1:22:27京都大学4
4中津留 聡士1:24:08京都大学3
(以上、通過4人)
MO - 5670m up405m
1大西 康平1:04:47ぞんび~ず
2石黒 文康1:07:57京大OLC監督
3田邉 拓也1:11:19東北大OLC
 
WS - 3440m up260m
-木村 友香3:11:09京都女子大学3
-中村 あすか3:19:08京都女子大学3
WO - 3440m up260m
1野澤 建央0:59:00大阪OLC
2木村 洋介1:01:27大阪OLC
3吉野 信1:04:27奈良女・京女コーチ
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