16日、奈良市は絶好の行楽日和に恵まれた。初心者・ファミリー向けと銘打たれたオリエンテーリングのつどいが、観光客でにぎわう奈良公園にある東屋を集合場所とし、30人余りの参加者を集めて開催された。
本イベントの主催者は、奈良市野外活動協会。奈良女子大学OLCの上級生・大学院生が運営を手伝った縁もあり、奈良女子大学をはじめ、上級生に連れて来られるなど関西の3つの大学から新入生が参加した。家族連れでは奈良市を中心に県外からも参加があり、個人に至っては関西以外に愛知県や岡山県から足を運ぶ参加者もいた。日なたでは暑いが、木陰を巡るにはとても心地よい気候になった。
用意されたコースは前半がライン-Oで若草山に登り、後半が一気に下山した後に公園内を回るポイント-O。その変わり目の有人コントロールが眺望抜群の山上にあり、弁当持参で昼食にするなど30分までの休憩が認められた。若草山へは入山料が必要だが、500円(中学生以下300円)の参加費の中に含まれ、受付で渡された入山券を入山ゲートまで持参する形が取られた。
ライン-Oの部分は、地図上に示された赤線どおりに進み、そのルート上にある自分のコースのコントロールをパンチして所要時間を計測する形式で行われた。コースは第2受付で指定されたスタート順にA~Cに振り分けられ、赤線上でもパンチすべきコントロールがそれぞれ異なる。コントロールに付されたコードは、Aコースの1番であればA1、Bコースの2番であればB2などとなっており、トレイル-Oのデシジョンポイントをコースごとに示す形式を思い起こさせる。
各コース共通の5番コントロールの後は、ポイント-O。ここまで急峻な山を登った甲斐もあり、振り返って見下ろせば広角度に奈良の市街地が見渡せる。好天もあいまってパノラマの絶景となり、参加者に対して何よりのプレゼントとなっただろう。下山後、公園部分では我が物顔で闊歩する鹿達が待ち受け、その中を走ることもあったが、人間と同じでぶつかるなどの危害を加えなければどうということはない。ポイント-Oは全コース共通で、コントロールコードはABC6のように分かりやすく表現されていた。コース図は各コース共通の1種類で済んでいる。
所要時間は「昼食コントロール」での休憩時間を差し引いて計時された。競争意識で走る者もいれば、地図読み要素の加わったハイキングの趣で3時間以上かけて楽しむ家族グループもいたが、全参加者が所定の時刻までに無事帰還した。奈良市では10月第2週に奈良スポーツフェスティバルが開催され、その一環でOLも鴻ノ池運動公園での開催が予定されている。ほかに県内では5月29日に生駒山麓公園大会が、11月21日にインカレロングを併催した大阪OLC35周年大会が開催される。
速報より、
| A - ライン-O 3.2km+ポイント-O 3.0km | |||
| 1 | 小西 秀治 | 0:57:53 | |
| 2 | 小西 宏 | 1:01:53 | 大阪OLC |
| 3 | 奥田 邦慶 奥田 航平 | 2:07:00 | 奈良市 |
| B - ライン-O 3.2km+ポイント-O 3.0km | |||
| 1 | 河崎 節 | 0:56:42 | 京都市 |
| 2 | 内田 潔 | 0:58:53 | 碧南市 |
| 3 | 藤ノ井 愛 大島 風子 | 2:02:36 | 帝塚山大学 |
| C - ライン-O 3.2km+ポイント-O 3.0km | |||
| 1 | 奥村 理也 | 0:46:33 | ウルトラクラブ |
| 2 | 四辻 明洋 | 0:53:16 | フリスビー同好会 |
| 3 | 康 恵美 康 愛実 康 兼汰 | 2:25:37 | 奈良市 |
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