ロゲイニング・シリーズ第6戦は前回第5戦のの滋賀に引き続き関西での開催。2007年度全日本大会のO-MAP「みのお」を使用して、紅葉の色づき始めた大阪府箕面市で開催された。全日本大会では日の目を見なかったエリアも今回は使用、百数十人のロゲイナーが大阪随一の紅葉の名所として有名な秋の箕面を満喫した。
といっても縮尺1:10000でA3に収まる範囲はロゲイニングのテレインとしては狭い。コースプランナー(実はこの原稿の筆者だったりします)は無い知恵を絞り、ナビゲーション的には基本的に道の上にしかコントロールを置かないように簡単にしたが、どういう順番で回るか参加者の頭を悩ませるコースを組んだ。東から攻めるのがいいのか西から攻めるのがいいのか大いに悩ませ(プランナーにもどちらが正解かわからない)、満点が出にくいようにと、嫌がらせとしか思えないいやらしいところに低得点のコントロールを置いた。頭を使うだけでなく観光もしてもらおうと、大阪平野が一望できる山の頂、紅葉の名所・箕面の滝の真下、西国33ヶ所札所・勝尾寺の参道終点の順で高得点のコントロールを置いたが、参加者の皆さんには楽しんでもらえただろうか。え、そんな余裕はなかった?
今回のロゲイニングは1000点満点。20分近くを残して早々とフィニッシュした平井均が980点をたたき出してこれは満点続出か、と少々焦ったが、結果として満点は無し。990点を取った中野茂暢が男子個人優勝を飾った。やはり傾斜のきつい箕面で3時間走りまわるのは厳しいようだ。滋賀希望ヶ丘大会の覇者・篠原岳夫は950点で5位と連覇ならず。女子個人は田島利佳が770点で優勝。滋賀では夫婦で優勝の篠原夏子は750点で一歩及ばす。注目したいのは混合グループ優勝の河崎節・千里夫妻。女子個人だと優勝、男子個人でも8位相当の880点をたたき出した。二人は関西ではオリエンテーリングの大会にもよく参加しており、千里はパークOツアーin関西WAクラスの上位常連でもある。オリエンテーリングでも今後の彼らの活躍に期待したい。
各カテゴリーの上位3チームにはシリーズ戦協賛社のノースフェイスからのザックの他、主催者から箕面特産の「箕面地ビール」「もみじの天ぷら」が賞品として授与された。
中野は西から、田島は東からテレインを攻略。田島は時間の都合で箕面の滝のコントロールへは行っていない。箕面の滝を見てもらえなかったのがプランナーとしては残念。結局どこから攻めるのが正解かは、上位10名くらいのルートを集めないとわからないようだ。
なお、テレイン内の箕面の滝へ上がる「箕面ドライブウェイ」はこの時期の土日祝日の昼間は車が殺到するため一方通行の交通規制が敷かれる。一方通行で空いた車線のうち1.5kmほどを臨時駐車スペースとして開放したが、筆者がコントロール撤収に車で上がったときにはほぼ満車。かろうじてスペースを見つけて車を止めて撤収に行った。また、箕面の滝の下のコントロールはいたずら防止のため役員を配置したが、その役員によると、スタート後2時間くらいからは近くまで来てもコントロールフラッグが見えないほどの人込みだったそうだ。
成績(1000点満点)
| 男子個人 | |||
| 1 | 中野茂暢 | 990点 | |
| 2 | 平井 均 | 980点 | |
| 3 | 谷川友太 | 970点 | |
| 女子個人 | |||
| 1 | 田島利佳 | 770点 | |
| 2 | 篠原夏子 | 750点 | |
| 3 | 酒井佳子 | 620点 | |
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