10月25日、宮城県川崎町の【国立みちのく杜の湖畔公園】にて、今年度5回目の「みやぎオリエンテーリングのつどい」が開催され、家族連れの初心者から現役のオリエンティアまで、80人以上がイベントを楽しんだ。
今回の会場【国立みちのく杜の湖畔公園】は、家族連れなどでにぎわいを見せる宮城県民の憩いの場。そこをOマップ化した『みちのく公園』は、見通しが良い一方で、遊具や建物などが散在するエリアでは細かいナビゲーションも必要となる、まさに宮城県内最高級のスプリントテレインである。公園の設計図を基に地図が製作されているため、地図の精度も良い。
初心者のコースは、道さえ辿れれば回って来ることができるレベル。池なども分かりやすいため、それほど苦戦せずに楽しんで回ってきてくることができたようだ。一方、上級者には全日本スプリント対策の本格的なコースが用意された。隣接ポストや方向の細かい切り替え、細かいナビゲーションに苦戦する者が続出したが、各自スプリントの基本動作を再確認していた。
「みやぎオリエンテーリングのつどい」は宮城県オリエンテーリング協会が主催しているイベントで、月1回のペースで年5回、仙台市近郊のテレインを舞台に行われている。メインは簡単なコースの体験を通した初心者へのオリエンテーリングの普及活動だが、上級者の練習会としても一役買っている。今年は5回のうち1回の運営を東北大OLCに依頼したり、簡単なトレイルOを運営したりするなど、新しい試みもいくつか行われた。ただし、5回中3回は雨に降られ、天気のせいで初心者の足が遠のいた可能性がある。また、少人数運営に加え、準備が直前までもつれこみ、多少のドタバタ感があったのは否めない。初心者コースの難易度設定も「低すぎる」と「高すぎる」の間で適度なラインを保つのが難しく、毎度の課題となっていた。
つどいが始まってから3年が経過し、ノウハウの蓄積により運営のスムーズさは上がっているものの、依然として課題も多い。来年の宮城県オリエンテーリング協会には「北海道・東北選手権」の開催という仕事も控えており、北東選手権の準備とつどいをどう両立するかは大きな問題である。
まだまだ試行錯誤の状態が続くが、来年も宮城県オリエンテーリング協会の活発な活動に期待したい。
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