第4回岩手大学岩手県立大学オリエンテーリング大会は25日、岩手県の『岩姫慕情』にて行なわれ、M21A藤島陽平(北大OLC)W21A酒井佳子(Team Ski-O)がそれぞれ優勝した。
岩県大会前日には岩手町の『子抱』にて前日イベントが開催された。こちらはなんと参加費無料のイベント。無料ではあるものの、通常の大会と遜色の無い内容だった。Lクラスで4.7km、優勝タイムで54分と前日イベントという軽そうなノリのわりにガッツリ走らせてくれた。
更にそのレース後には1.1kmのミニスプリントまで用意されていた。こちらは1:10000の地図をそのまま拡大したものが使われたので地図表現に若干の違和感はあったが、おまけ的レースとしては十分だった。そしてここまで楽しませてくれたのに表彰式に賞品までついているという贅沢さ。どの参加者にとっても期待以上の内容だったに違いない。 一部の参加者はそのまま斡旋宿へと移動。この宿は国立の施設のため2食付で1泊1300円と格安。それぞれ昼のレースの反省や翌日への予習などをしてぐっすりと睡眠へ。
明けて25日、この日も口笛を吹きたくなるような気持ちのいい好天に恵まれた。10月も下旬であるが日向にいればまだ暖かい。林の中はさすがに冷たさが出てくるのでウェアによる温度調整も悩みどころ。
今回のテレイン『岩姫慕情』は2000年の岩手大大会で使用され、2006年の岩県大会で南側が1:5000でリメイクされていた。今回は2000年時と同じく1:15000でのリメイクとなった。2006年のときにGPSが入っていることもあり、より精度と表現を増したようだ。
M21Aの優勝は北大OLCの藤島陽平。大きくミスをした箇所もあり優勝できるとは思わなかったとのことだが、序盤からうまく攻めてリードを守った。W21AはTeam Ski-Oの酒井佳子。さすがにこのメンバーだと相手になる者がいない。14レッグ中12レッグでトップラップを取っている。
地図が1:15000で距離・ウイニングタイムも長く確かに「ロング・ディスタンス」だった。内容的にもロングレッグや多彩なルートチョイスがあり面白いコースを堪能できた。ただ(ルートの取りようにもよるが)出戻りレッグが多かったように思えるのが残念だったか。
長時間のレースを終えて会場に戻ってくるといい匂いが。大学OBOGによって参加者にひっつみが振舞われていたのだ。ひっつみとは岩手の郷土料理の1つで、すいとんの一種。wikipediaによれば「小麦粉を練って固めたものをひっつまんで(平たい団子状にしたものを)汁に投げ入れて作られ、製法がそのまま名称に繋がっている。その他の具は、各家庭・料理屋で相違があり、決まったものはない。」というものだ。
レースで疲れた、お腹の減った身体には温かいひっつみが非常にありがたかった。そういえば昨年も2つのレースの合間に芋煮が振舞われていた。数年前までは「筑波大大会といえば甘酒」のようなものもあったが、これがこれからの岩県大会の特色の1つとなってくれると筆者としても嬉しい。
広報活動の遅れや大会直前のウェブページのトラブルなど大会前は内容に心配もしたのだが、蓋を開けてみれば非常に満足度の高い大会だった。前日イベントと合わせてミドル(的)・スプリント・ロングと3レース楽しむことができ、中身も良かった。 参加者が少なく、大部分が東北大生だったというのは少し寂しいが参加者の大部分が大満足の大会だったのではないだろうか。次回の大会開催はまだわからないとのことだが、これは次回にも期待をしておきたいところ。
速報より、
| M21A - 8.67km ↑390m | |||
| 1 | 藤島 陽平 | 1:22:26 | 北大OLC |
| 2 | 山根 祥延 | 1:24:25 | 大阪OLC |
| 3 | 熊谷 智之 | 1:27:22 | 雀チュー荘 |
| 4 | 和気 昌弘 | 1:29:03 | 東北大OLC |
| 5 | 宮城島 俊太 | 1:29:19 | みちの会 |
| 6 | 日下 雅広 | 1:29:34 | 岩手の地域クラブ |
| W21A - 6.14km ↑250m | |||
| 1 | 酒井 佳子 | 1:20:21 | Team Ski-O |
| 2 | 鈴木 聡子 | 1:41:58 | 東北大OLC |
| 3 | 本間 理紗 | 1:47:05 | 東北大OLC |
| 4 | 大沼 由佳 | 1:48:24 | 東北大OLC |
| 5 | 佐野 まどか | 1:50:13 | 東北大OLC |
| 6 | 角田 明子 | 2:09:39 | 一風会 |
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