おりらぼ-第7回:日本代表のためにできること

2009年8月27日
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 世界選手権が終了しました。それとともに、今年もどうにも悶々とした気持ちが渦巻いています。自分に何ができたのか、できなかったのか、すべきだったのか。

 私は日本代表の選手でもありませんし、NTの一員(コーチやスタッフ)でもありません。しかし日本代表の活躍に何かしら関わることは(私に限らず)できますし、少なからず関わっています。 実際に世界選手権という場で世界中の選手と競い、戦っているのは代表戦手団ではありますが、その活躍に日本のオリエンティアみんなが少しずつでも関わっていることは忘れてはいけません。

 今年の世界選手権の個人戦では決勝進出がゼロという結果、リレーでは男子34位女子22位という結果でした。決勝進出がゼロというのは2007年のウクライナ以来。 そのときは日ごとに暗くなり、チームの雰囲気も決していいものではなかったように感じました。しかし今年は結果としては決勝進出ゼロでしたが若い選手の活躍など幾らかの光が見えたということでした。それがせめてもの救いです。

 実際に戦っている選手でもない、スタッフとして一番近くでサポートするでもない、というのが多くの私たちです。世界選手権のリレーが終わったとき、私の心の中は悶々と気持ち悪いものがありました。 どうしてこういう結果になった?これは(選手にとって、私にとって)満足いく結果だったか?自分は何をすべきだったか?何ができたのか?次は?次に向かって明日から何ができる?何をすべき?

 同じ日本のオリエンティアとして日本代表に頑張って欲しい、いい成績を出して欲しいと願う人は多いと思います。そしてその為の何かしらの協力をしたい、できることがあるなら協力する、という人も少なくないと思います。 しかし実際に何をやったらいいか、どうしたら協力できるのか分からないという人もまた多いと思います。というわけで(長~い前置きでしたが)今からできる、日本代表の明日のためにできる5つのことをご紹介しましょう。

1.自分が日本代表になる・日本代表を目指す

 日本代表の成績が悔しいのなら、自分が日本代表になって更にいい成績を目指す、というのも方法です。貴方がもっといい成績を出せば、速くなれば、強くなればいいのです。他人に頼ってはいけません。自らの力で日本代表をより上に導きましょう。

 まぁ、そこまで行くことができないとしても、速い人が増えることになれば日本代表チームの中での競争も激しくなり、それによってチーム全体の力、ひいては日本全体のレベルアップにつながるのではないでしょうか。

2.強化のための普及・育成

 1,000人に1人の才能があったとして、競技人口が10,000人いれば、同じ才能が10人いるかもしれません。競技人口が今の10倍いれば、日本代表を目指そうと言う人もそれだけ多くなるのではないでしょうか。 オリエンテーリングの人口を増やすことは、強化にも必ず繋がります。

 そして(特に若い人を)指導して力を伸ばす手伝いをすることは全体のレベルアップにつながり、これもやはり強化に繋がります。人を増やし、育てましょう。

3.合宿等の雑務協力

 自分がある程度速ければトレーニングパートナーとして協力することができます。そうでなくてもその練習・合宿をサポートすることはできます。練習・合宿の諸手続きなどを代行して選手には競技に集中してもらう、そんなサポートもあります。

4.金銭的援助

 昔、私の師匠が言っていました。「オリエンテーリングをしたいのに、金銭的な理由(交通費)が理由で大会に行けないというのは、とても悲しいことだ。」そんな理由から彼はワンボックスの車を買い、たくさんの人と一緒に大会に行きました。

 日本代表クラスの人たちでもその活動にかかる費用は(世界選手権参加費用を含め)ほとんどが自費です。そこに援助をするだけでも大きな助けになるでしょう。 直接的なお金だけではありません。大会・練習会を開催するときに、招待選手とすることで練習機会を同時に提供することができます。

5.目に見える形での応援

 世界選手権前の壮行会などでは応援してくれる人を目の前にすることができますが、それ以外ではなかなか応援されているのを目にすることができません。 直接の強化にならなくても応援はもちろん選手にとって大きな力になります。もっと日ごろからの応援、例えば選手個人の後援会などで組織的・恒常的に応援することもできるのではないでしょうか。

 後援会があれば、そこが援助金の窓口になったり壮行会の企画取りまとめをすることもできるでしょう。まとまって現地へ応援に行くこともおおきな助けになると思います。

 そういった応援が目に見える形になってくると、それまであまり興味の無かった人の目にもとまります。そしてそういった今まで興味の無かった人たちをも巻き込んでより大きな応援とすることができます。 選手だけが興奮するんじゃない、みんなで盛り上がるのが重要です。応援・観戦が盛り上がることにより「日本代表」はより憧れとしての価値を高め、そこを目指す人を増やします。そしてそれは日本の強化に繋がります。

 日本代表のためにできることを5つ挙げてみました。私の中でも未だに悶々として、なかなか具体的なことを言えないのが心苦しくはあります。こういう協力の仕方もあるんじゃないか、というものがありましたらゼヒコメントにてお願いします。

 逆に日本代表のためにならないことは何でしょう?それはやっぱり「何もやらないこと」だと思います。現在の成績に嘆いても悲しんでも怒ってもいいです。しかしそれで終わったり、まして現状で満足してしまっては先はありません。 次の向上のために何ができるのか考え、そして何でもいいから実行することが必要でしょう。どうにかしたいのなら、動くしかないのです。

[posted by c-miya]
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