6月21日、宮城県仙台市太白区の太白山周辺『ヲドガモリ』を舞台に、「米本杯 兼 大沼・菊池JWOC壮行会」が行われた。
米本氏が逝去されてから今年で3年。米本杯も4回目を迎えた。
生前「良い地図、良い大会であれば東北地方の大会でも参加者は集まる」と語っていた米本氏。彼を直接知る者は東北大OLCにはほとんどいなくなってしまったが、「良い大会を開こう。オリエンテーリングの楽しみを満喫しよう」という遺志は、東北大OLCの部員にしっかりと受け継がれている。
今回の舞台、太白山周辺は、米本氏が、『ヲドガモリ』の旧地図『星が降りた地』の調査に深く関わった地でもある。彼が調査した地区は"Yゾーン"と呼ばれ(この"Y"には"Yonemoto"のY以外の意味もあるらしい...)、本イベントでは、『ヲドガモリ』のマッパーを勤めた東北大OLC・OBの日下雅広が本イベントのために特製した【『ヲドガモリ』の地図に『星が降りた地』の"Yゾーン"が組み合わせられた地図】が用いられた。
この日の天気はあいにくの雨。米本杯は毎年、雨の頻度がかなり高いが、雨男としても知られていた米本氏なりの祝福であろうか。
競技形式は毎年恒例の3人リレー。1年生も上級生と同じコースを走るが、難易度を抑えてあるとはいえ、1年生にはやや厳しいコースだったか。"大冒険"を繰り広げてしまう者もかなりいた。雨による滑りやすい斜面も、参加者を苦しめた。
本イベントの参加費は、JWOCerの2人に寄付される。レース後は、2人のJWOCへの抱負も語られた。
宮城学院女子大学2年、菊池ひかるです。イタリアでは、集中して自分のレースをしてきたいと思います。イタリアのテレインがどんな感じなのか、楽しみにしています。
世界の選手の走りとかも見て色々勉強しきたいです。
応援、よろしくお願いします。
東北大学2年、大沼由佳です。イタリアは、日本にはなかなか無いような激斜のテレインですが、今までの合宿などでやってきたことを1つ1つ確認して、自分なりのレースができたらいいなと思っています。
世界の人たちと同じ舞台でオリエンをするのは初めてですが、この経験が自分のこれからのオリエンテーリングにも生かせればいいと思います。
応援、よろしくお願いします。
この日の夜は、仙台市街で「バンケット練習会」(...つまり飲み会)も開かれた...が、果たして練習になったのかどうかは不明である。
それはさておき、大沼・菊池は、今週金曜日に仙台を出発する。
JWOCでの、彼女たちの活躍に期待したい。
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