それぞれのインカレへ、2009年春第2回目は金沢大学4年の千保翼さんに話を聞いた。千保さんの心を動かしたものとは何だったのか。
2005年金沢大学入学、現4年生。
2006年ミドル:ME-QC 19位,ME-FB2 7位
2007年ロング:40位
2007年ミドル:ME-QD 21位,ME-FB4 3位
2008年ロング:14位
金沢大を引っ張る金沢一番星。意外と(?)タフ系。
- それぞれのインカレへ2009春、今回は金沢大学4年の千保翼さんにお話を聞きます。 まずは簡単に自己紹介をお願いします。
千保: 金沢大学4年の千保翼です。金沢大学の他に片塾ファンクラブにも所属してます。
- ...片塾は触れたほうがいいんでしょうか...?
千保: 金沢は他大と交流する機会が少ないので、片塾にはお世話になりっぱなしです。 今も最後のインカレに向けてやる気をもらっています。
- 確かに金沢大の方とは今まで私もあまり交流がなかったのですが、 千保さんの場合は(片塾に入っているように)名古屋大の方なんかとも親しいですよね。 そういう、他の大学などとの広い付き合いは前からあったのでしょうか?
千保: そうですね。新潟大学や京都大学とは毎年交流会や対抗戦をやっているので、それなりに親しかったです。 ただ名古屋大学の皆を始め、人と交流する機会が多くなったのは3年の秋くらいからですね。
- それは何かきっかけがあるのでしょうか?
千保: 昨年度の三河高原ウルトラロング-Oで、レース後にルート検討会をやろうと声をかけたことですね。 確か寺村君とコバトモ君と反省会をやったのですが、自分から他大の人と交流したのはこの時が初めてだったんです。 それからは会場で会ったりすると、互いに意見を交換したりやる気をもらったりと、その楽しさに目覚めてしまいました。 ホントにちょっとした事なのですが、これで自分のオリエンに取り組む姿勢が受動的なものから能動的なものに変わったと思います。
- なるほど。 そういえば、千保さんのブログも読ませてもらっているんですが、最近は円井さんと一緒にトレーニングしたりもしていましたよね。
千保: はい。この前の学連合宿で話をしてその縁で。 まだあんまりトレはしてないんですけど、練習会に顔を出してもらったり一緒にトレイルを走ったり。 円井さんからは刺激をたくさんもらってます。金沢に来られた4月から知り合えなかったのが、今ではホント残念です。
- 最近は、そうした能動的な動きの一つとして、石川県全体を対象として練習会なんかも開いてますよね。
千保: そうですね。練習機会の確保と競技力向上を目的に何回かやらせてもらってます。 関東や関西では練習する機会って結構あると思うんですけど(OLKの練習会とか関西学連の定例戦とか)、石川県ってそういう機会ってほとんど無いんですよ。
だからどうしてもオリエンの練習をしたかったら遠征しなきゃいけないし、たまにある大会も初心者~初級者向けのものばかり。 こんな環境じゃ自分たちの競技力の向上も望めないし、今県内でオリエンやってる人もある程度レベルの高い練習機会がなければそのうちオリエンを止めてしまうんじゃないかとの危惧もあったので、こういった練習会を開く事に決めました。 開いての感触はなかなか良かったので、後輩にもこの習慣を引き継いでもらいたいですね。
- それは金沢大以外の参加者も来ているのですか?
千保: はい。地元金沢OLKや小松OLKの方々、この前は福井県協会の三上さんなども参加してくれました。
- なるほど。いい流れがきているようですね。 それは自身の競技力向上にも役立っていると見ていいでしょうか。
千保: それは勿論です!金沢大は部員が少ないので、部内だけだとどうしてもメンバーが固定してしまって練習がマンネリ化してしまうんです。そこに外部からの参加者が来てくれると、一つ一つの動きにも集中出来て 結果として質の高い練習ができますからね。
- 練習会以外で、普段はどんなトレーニングを、またどのくらいしているのでしょうか?
千保: 平日は裏山の公園で不整地走、週末は近くの山でトレイルランニングをよくやってます。 大体距離は月平均150km前後になると思います。 これ以外に卓上トレとかを含めると、月30時間はトレーニング時間を確保してることになるかと。
- なるほど。インカレに向けて、いいトレーニングを積めてきているのでしょうか。
千保: そうですね。ここ最近は練習の中でのオリエンの比率を上げてたり、ミドルの予選・決勝に合わせたトレをしたりと実践的なメニューをこなしてるつもりです。 そのせいか、一時期落ちてしまった調子も今では戻ってきてますし。
- インカレでの目標はどこを狙っているのでしょうか。
千保: ミドル・リレー共に入賞を狙います。 特にリレーは去年7位で入賞まであと1歩という悔しい思いをしたので、「今年こそは!」との思いがあります。
- 今年のチームはいい状態になってきていますか?
千保: 各自順調に調整が出来ているので、インカレにはベストに近い状態で望めると思います。 去年の悔しさがまだ残っているので、「上を目指そう」という思いは去年よりも高いですし。 あとは本番で如何に自分の力を出し切れるかだけです。
- 千保さんは自分のためにも周りのためにもやろう、がんばろうというのが伝わってくるのですが これまでのインカレで特に印象深いシーンなどはなにかありますか?
千保: 印象に残っているのは2つの涙のシーンです。 1つは2年前のインカレロングで見た、山田先輩のゴール後の悔し涙。 もう1つは3年前のインカレミドルで見た、平岡先輩の表彰式での嬉し涙。 当時自分はほとんどオリエンに対する情熱とかは持ってなかったのですが、そんな自分でもこのシーンを見てなにか胸に熱くくるものがあった。 それが印象に残ってます。そして同時にどうせ泣くなら嬉し涙にしたいとも強く思いました。
- きっとその涙はほかの人にもいい影響を与えているでしょうね。そして、 千保さんの嬉し涙でまたいい刺激を与えられるといいですね。
- それでは、最後に全国の仲間やライバルに向けて、何かひとことお願いします。
千保: 最後のインカレ。こればっかりは誰にも譲れません。表彰台に金沢大の旗が揚げられるよう頑張ります。
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