それぞれのインカレへ-小林知彦

2009年3月13日
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 大学日本一を決めるインカレ。今年もミドルとリレーの春インカレが近づいてきた。選手、オフィシャル、運営者、観戦者、インカレに関わる人々それぞれに、それぞれのインカレがある。IC2008春、最初のインカレは名古屋大の小林知彦さんに話を聞いた。

<小林知彦プロフィール>

2005年名古屋大学入学、現4年生。

2007年ロング:ME 54位
2007年ミドル:ME 12位
2008年ロング:ME 21位

昨年度のリレーで22年ぶりの優勝に導いた1人。日本学連幹事長職をこなしつつ、今年は連覇を狙う。

― 今年も「それぞれのインカレ」として全国各地のインカレに向かう方々に話を聞く企画がやってきました。 第1回目は、名古屋大学4年生の小林知彦さんにお話を聞きます。昨年のインカレリレーの優勝メンバーですね。よろしくお願いします・

小林: よろしくお願いします

― まずは、軽く自己紹介をしてもらえますか。

小林: 名古屋大4年の小林知彦です。
自分をアピールできるような実績がないですが 冒頭で紹介があったように昨年度のリレーで優勝したときのメンバーです。個人戦では昨年度のミドルが12位、今年度のロングは21位です。 あと、日本学連の幹事長をやっています

― そう、昨年のインカレリレー。実はけっこう驚きました。名古屋大が力をつけているのはわかっていて、入賞するだろうとは思っていましたが、優勝は予想していなかったです。

小林: 1走、2走とレース展開は自分達の予想通りに進んでたのですがさすがに優勝は自分達もびっくりでした

― 実力としては、確かに優勝できる力を持っていたのだし、やっぱりあの時は、いろんな「勢い」が名古屋大を後押ししていたんじゃないかと思います。
そして、優勝メンバーはそのまま残って、インカレ王者として1年経ったわけですが、今度は挑戦を受ける側としてのインカレですね。 今年のチーム...大学全体を含めて...の雰囲気はどうでしょう?

小林: 去年よりいいと思います。昨年との一番の違いは「優勝を目指す」チームづくりをしているということです。

― 「今年も優勝」や「二連覇」ではなく「目指す」というのは、やはり今年も挑戦者として迎える心構え、ということでしょうか。

小林: 今年は優勝候補としてみてもらえていると思うのでそういうところでみんな高い意識をもって取り組めていると思います。昨年、一昨年は入賞は狙えるけど優勝は・・・って感じだったので

― なるほど、今年は「優勝」を意識して、ということですね。

小林: はい、インカレロングでは入賞者がでたしミドルでもシード選手が選出され個人の能力もすごいあがってきています
もちろんシード選手以外にも昨年度のミドルでは決勝進出者がいるのでみんな決勝進出、入賞を目標にやっています。僕も最後のインカレなのでミドルの表彰台を目指して取り組んでいます

― 名古屋大の話ももっと聞きたいのですが、同じく昨年の優勝メンバーである崎田選手にもこのあとお話を聞く予定ですので、団体戦についてはそちらに話を残しておきましょう。
今回のミドルで表彰台を狙っているとのことですが、実は過去にもインカレ個人戦で表彰されてますよね。

小林: あ~1年生の・・・むっちゃ昔の話ですね

― はい、そしてこれがそのときの...ダンッ!
更にダダンッ!

小林: お~すごいですね、むっちゃありますね!

― インカレロング2005のときの新人クラスですね。隣は千々岩選手と日下選手でしょうか。

小林: そう、あのときは神より速かった(笑)
あのときにFクラスで入賞した同期の学生はたくさんシード選手になってますよね勝田、千々岩、日下、太田、阿部さん、松永さん、青山、疋田・・・
あと小見山もだ

ちなみに、そのときのFクラスの成績は以下のとおり。

MF1 - 2900m
1岡崎 智也0:26:10東北1
2森田 昌樹0:27:51京都1
3小見山 斉彰0:31:06千葉1
4久米 航0:33:09東北1
5太田 貴大0:34:52東北1
6高田 弘樹0:35:05東北1
7林 城仁0:35:14東京1
8小林 正朋0:35:19名古屋1
9野田 徹0:37:17東北1
10斉田 篤0:37:44東工1
MF2 - 3000m
1勝田 弘0:27:49東北1
2千々岩 瞳0:28:56東北1
3小林 知彦0:29:50名古屋1
4日下 雅広0:30:09東北1
5片山 智史0:31:01東北1
6寺村 大0:33:13名古屋1
7柏 俊輔0:33:41東北1
8中村 亮太0:34:31茨城1
9佐橋 一裕0:35:40名古屋1
10斎藤 弘0:35:57新潟1
WF - 2900m
1阿部 ゆかり0:29:43東北1
2新妻 道0:34:00津田塾1
3細川 彩0:34:02奈良女1
4青山 由希菜0:37:51椙山女1
5疋田 はるか0:38:29椙山女1
6松永 真澄0:40:15日本女1
7白形 由貴0:41:05筑波1
8田川 雅美0:43:04京都女1
9谷 久美子0:43:41京都女1
10小口 明子0:44:48椙山女1

― このときはまだオリエンテーリングを始めて数ヶ月といったところだったと思うのですが、この頃からやっぱり速くなりたい、勝ちたいと思っていましたか?

小林: オリエンテーリング部に入った理由が全国規模の大会でいい成績を残したいという理由で、Fクラスではありますがいきなり結果が出てこのあとどうしよ~みたいな気分になったのですが これなら1位になれるかもっていう走りだったのにまだ早い人がいて、もっと早くなりたい、今回負けた人に次は勝ちたいと思うようになりました

― 入部したときから「全国で活躍したい」と思っていたというのは、割と珍しいと思うのですが、それは何か、高校の頃やっていたものなどと関係があるのでしょうか?

小林: 高校まで10年くらい野球をしてたんですが野球って全国大会にいくのむっちゃしんどいんですよ(笑)
団体競技なのでなかなか個人の力でどうしようもならないところもあって 大学ではスタートラインが一緒で自分の頑張りが結果に反映される個人競技をしてみたいなと思ってオリエンテーリングに出会いました

― やっぱり「全国」への憧れみたいなのはあったんでしょうか。

小林: 高校のときは無理だろうという諦めも入っていたので環境を変えて挑戦したいという気持ちはありました
そういう意味ではいい競技に出会うことができました

― 個人競技をやりたいと思って、これまで一番目立ったのがリレーという団体種目だったというのも、何とも...。

小林: あはは、始めは個人競技がしたくて始めたんですが結局団体戦にはまっちゃいました(笑)
1年生の頃はすごい浮いてましたよ(笑)

― 個人戦もあと1回残っているわけですが、目標である入賞に向けて、今はどんなトレーニングをしているのでしょうか?

小林: 研究室との両立に苦労していましたが、卒論が終わってからは馬鹿みたいに走っています。
ミドル、リレーの競技時間を想定して30分、60分の走りこみはよくやってます(力尽きることができるように追い込むだけなんですが) ロングが苦手なので秋は走るのもしんどかったですが短いのが好きなのでけっこう高いモチベーションで続けられてます

― トレーニングも色々な種類やっていると思うのですが、特に好きなトレーニングはありますか?

小林: インターバルトレーニングやタイムトライアルは大好きです 名古屋を離れてからはあまり走れていませんが、部室がスタートゴールになっている名大万歩コースはよく走っていました。

でももっと速くなるためには走力(基礎体力)の向上が必要とも思っていて、インカレが終わったあとは秋冬にフルマラソンを走れるように準備したいと思ってます 4年生になって後輩に負けることも増えたのですがこのまま衰えていくのは嫌なので

― フルマラソンは走ったことがあるんですか?

小林: ハーフは経験あるのですが、フルマラソンはまだ未経験なんです

― ということは、今後の挑戦、ということですね。

― インカレまであと2週間をきりました。 最後に、全国のライバルや応援してくれる方々に一言をお願いします。

小林: 4年目にして、ついに「優勝を目指すチーム」ができました。みんなで日本一を奪いにいきます。波に乗り遅れないように頑張ります

[posted by c-miya]
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