インカレまであと2日。すでに現地へ向かっている大学もある。それぞれのインカレへ、第3回は日本学連加盟校最北の大学、北海道大学3年の藤島陽平さんに話を聞いた。
2006年北海道大学入学、現3年生。
2006年ミドル:MUF2 1位
2007年ロング:MUL2 19位
2007年ミドル:予選落ち
2008年ロング:ME 31位
今、北海道で、最も熱い男。
- それぞれのインカレ、第3回目は北海道大学3年の藤島陽平さんにお話を聞きます。よろしくお願いします。
藤島: よろしくお願いします!!
- まずはこれまでと同様に、軽く自己紹介をお願いします。
藤島: はい。北海道大学3年 藤島陽平です。奈良出身です。就活で病んでますが、インカレがんばります
- 3年生といえば、そういう時期ですね。
藤島: はい、100年に一度の危機です(笑)
- 藤島さんとは2006年末のトータスの合宿で初めてお会いして、08年末の北大の合宿でもお世話になったのですが、かなり熱い人だと感じました。
藤島:
なぜか就活中でも言われます(笑)面接でコンパスと地図もって必死に説明してますし。受けはいいですよ(笑
自分では熱いとは思ってませんが・・・
- いやいや、熱いですよ。
藤島: どうなんでしょうねぇ、もう少し大人になったほうがいいと受け取っておきます。うるさいガキみたいな存在なのかもしれません(笑)
-
熱いのはパワーがあるということなので、重要なことだと思います。
普段からそうなのかもしれないですけどそのパワーの秘訣、パワーの元みたいなものは何かあるのでしょうか?
藤島:
元ですか?
なんというか、1つのことしかできないという人間的欠陥?がああなる元じゃないですかね?
あと、北大の伝統がああさせるのかもしれませんね(笑) 池とか
- 例えば、オリエンテーリングに対するモチベーションってあると思いますが、それが落ちてきたときにまた持ち上げるような、そんなコツや方法は何か持っていますか?
藤島:
部に部誌があるんですけど、ある先輩の文章を読んでモチベーションにしてます。
その文章を読んだことが、自分の中でこの部を引っ張っていくっていう意識につながっているので。
- 「心に残る名文」ということですね。
藤島:
名文というか、仲間意識を実現するための苦悩が書いてある文章です(笑)
1人では頑張れないときこそ、仲間が必要で、でも誰とも仲間意識をもてないっていう。
なんというか、後輩の俺は「仲間」だと思ってますよ、みたいな感じで、モチベーションにしてます。くさいですね。
- それは部を引っ張っていくという、部の運営方面に対するモチベーションのようにも思うのですが、競技に対する「速くなりたい」という方面のモチベーションもそれで保っているのでしょうか?
藤島: そうですね。
- う~ん、その名文がちょっと気になりますね。
藤島:
先輩の背中を追ってます。
ちなみに140号です。っていっても北大生しかわからないですが(笑)
- では、名文が気になる方は北大の部誌「PENA」140号を参照、ということで。
藤島:
ぜひ、北大生に声をかけてください!!
たぶんみんな持ってます!!
- モチベーションの話とも関係するのですが、北大の人が大会に出るときは大抵の場合遠征になりますよね。
藤島:
はい
フェリーですね。
神の乗り物ですww
- 例えば、今度のインカレ、神奈川まで行くのに、費用と時間はどれくらいかかるのでしょうか?
藤島: どうでしょうね。18切符を使うかどうかによりますが・・・1万5千は見たほうがよいでしょうね。
- それは、片道の料金ですか?
藤島:
はい、片道です。往復なら3万はかかります。
時間は1日半はかかります。フェリーで一泊します。あとは電車です
- ということは、現在は3/16(月)の夜なのですが、開会式が木曜ということを考えると...
藤島:
出発するのは、明日(17日)ですね。
ただ、北大は毎年直前合宿をするので、もうみんな14日には出発してます。
- ということはもう合宿に入っている、と。
藤島:
そうですね。オリエンしているはずです
主将を除いて(笑)
- 大会がほとんど遠征になってしまうということは、費用的にも時間的にも大変だとは思うのですが、それでも、この世界で強くなろうと思ったようなきっかけは何かあるのでしょうか?
藤島:
むずかしいですね。出来れば、いい環境に行きたいっす(笑)みんなそう思っていると思います。
きっかけという意味なら、一年生のときに参加した「東北大の合宿」ですね。
部員の数とか、競技に対する意識って言うのは新鮮でした。
- やっぱり東北大の意識の高さは違いましたか。
藤島: そうですね。速くなろうとするのが普通なんだな、っていう気はしましたね。でもガツガツしている感じはしなかったですね。あのバランス感がいいのかもしれないですね。
- 普段のトレーニングですが、北海道だと冬はあまり外を走ることはできないのでしょうか?
藤島:
いや、走りますよ。関係ないですね。雪も氷も。気持ちがあればどこでも大丈夫だと思います。
昔、藤沼さんの記事にも書いてあった気がします。
あの文章は刺激をもらいました
- そうですね。雹以外では走るそうです。
藤島: 雹はあんまりないですね。北海道は。雪なら走りますね。 マイナス7℃とか笑いますよ。
- その気温だと、身体がなかなか温まらないんじゃないですか?
藤島: そうですね。でも普段シャツとウインブレだけで走ってますよ。案外慣れるのかもしれない?
- インタビュー時の藤沼さんは月目標250kmと言っていたのですが、藤島さんはどのくらいのトレーニングをしているのでしょう?
藤島:
僕は150キロ程度しか走ってないですね。最近は。
はっきり言って、記事にしてもらうに値する人間ではないと思ってます。
- まぁ、決してトップ層だけを対象にインタビューしているわけではないですからね。
藤島: 結構、あこがれだったので、うれしいですけど。
- 基本的には、熱くて、読者にもいい影響を与えられるであろう人を選んでいるつもりです。
藤島: なるほど、関西の人とかはどうなんですか?
- 前に京都大(当時)の西村さんに話を聞きましたが、また機会があれば、と思っています。
藤島: 関西から来ている人間として、ちょっと気になるんで、ぜひお願いします。
-
もちろん、私がまだ知らない、でも熱い人がまだまだいると思います。
藤島さんが気になっている人や、意識している人というのはどなたかいますか?
競技的にでも、熱さ的にでも。
藤島:
すみません、それは考えてませんでした(笑)関西は・・・伴君とか
基本的に交流網が薄いです・・・
- もうインカレ直前なのですが、その目標順位や、勝ちたい人など、そういう意味では?
藤島:
AFに行きたいです。
勝ちたい人っていうなら、基本的に負けるのは嫌です。
負けず嫌いなんで。
- A-Finalというと、とりあえず各レーン10位までの40名、ですよね。
藤島: そうですね。
- 11月のロングでは選手権クラスで31位でした。ロングとミドルの違いがあるにせよ、十分に狙えるところですよね。 A-Finalでの順位目標はありますか?
藤島: いや、具体的な目標は言えないですね。というかあまり意識してないっす。 まだ、あこがれの舞台なのかもしれません。 ロングも緊張しまくりでしたし。
- リレーのほうはどうでしょう?北大としての目標など。
藤島: 入賞です!!これしかないです。
- おぉ...特に思い入れが強いようですが、 やっぱりリレーのほうが燃えますか。
藤島:
燃えますね。
MEだけが出来るハチマキの重みは、なんとも言えないです。
走る前に名前を書くのですが、そこに歴代の走者の名前も書いてあって、大学を背負うっていう意識になります。
- この(右の写真の)緑のハチマキですね。
藤島: はい、これです。
- このハチマキは、毎回用意するのではなく、同じものが受け継がれているのですか?
藤島: はい、同じものです。ずっと前の先輩方から受け継いでいます。
- それは重いですね。いい意味ですが。
藤島:
ただ、ハチマキが二本しかないんですよ(笑)
っていう先輩が愛知にくれてやったらしくて・・・前回入賞したときなんですけど。
だから、今は1走と3走は同じハチマキを使っています。
つまり、3走は1走の人の汗をすったハチマキを使うことになるんですけどね。
- それは...ええと...気合が入りますね。
藤島: いや、部内恋愛禁止(男しかいない)なので、そこに喜ぶ部員が現れないか不安で仕方ないです(笑)
- 藤島さんは昨年は3走でしたが、つまり1走からこのハチマキを託されたわけですよね。
藤島: はい、そうです。
- 受け取ったときは何か感じましたか。
藤島: 正直言って、緊張で震えてました。 ただ、「つなぐ」っていう意識は感じました。 言葉とかがいらない場面ってあるんだな、って思いましたね。くさいですけど。
- そういう青春があるからインカレはいいですよね。くさいですけど。
藤島: そうですね。きっと社会に出たら、味わえない世界なのでしょうね。もう一年くらい学生しようかな(笑)
- 今年の走順はまだわからないので、藤島さんがどのハチマキをするのかはわからないですが きっとまたそういうシーンを味わうことができると思います。 ちゃんとチーム作りをしてきた結果ですね。
藤島: そうですね、チーム作りには自信があるので、ぜひ楽しみにしてください
- 北大のチーム編成・走順はもう決まっているのでしょうか?
藤島: いや、実はまだですw
- 他の大学がどのような選考方法をしているか、興味がある人も多いと思うのですが、差し障り無ければ教えてもらえませんか?
藤島: ミドルの結果で決まります。誰が走るか誰もわからないですね。走る気満々ですが。
- その時一番速い人が走る、ということですね。
藤島: そういうことになりますね。ある意味、賭けですけど。
- 年末の合宿に参加させてもらったときは、強さを持っている選手、これからが楽しみな選手も何人か発見することができました。インカレでの北大にゼヒ注目したいところです。
藤島: 期待してください!!
- それでは、最後に全国の読者に向けて、なにかひとことをお願いします。
藤島: 正々堂々と全力勝負しましょう!!北大は全力で行きます。
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