アジアで初めて開催されるスキーオリエンテーリング世界選手権大会まで3週間と迫った今月7日、代表選考会を兼ねた真室川スキーオリエンテーリング大会2009が山形県真室川町秋山クロスカントリースキーコースを舞台にして行われ、代表選手入りを目指す強化選手達の熱い戦いが繰り広げられた。
初日の7日はロング競技が行われ、男子エリートコースでは日本代表エースの堀江守弘(BLUE TAG)が15キロのコースを82分と他選手を圧倒して優勝を飾った。2位にはスキーオリエンテーリング2年目となる田中陽希(EAST WIND)、3位にはフットO代表経験のある高橋善徳(みちの会)が入賞を果たした。女子エリートコースではエースの酒井佳子(札幌農学校)が貫禄のレースで優勝。2位、3位にはスキーオリエンテーリング代表経験のある高橋美和(水篶刈)、白鳥桂子(水篶刈)とベテラン勢が続いた。
競技エリアとなった秋山クロスカントリースキーコースは天皇杯全日本スキー選手権大会が行われたこともある、スキー連盟公認コースである。その公認コースをベースにスノーモービルで複雑なナロートラックを加えたエリアが今大会の競技エリアとなった。過去数回スキーオリエンテーリングの大会で使われているテラインのため、選手の経験によって多少の有利・不利があった事は否めない。しかし、コースの組み方を工夫し、選手個々の実力がなるべく反映されるよう配慮されていたようだ。男子エリートでは3枚、女子エリートでは2枚の地図が使用された。スキーオリエンテーリングのロング競技ではマススタート形式が取られることが多い。いわゆるワンマンリレー方式だが、トータルでは選手の走るコースは同じとなり理論上は有利・不利は生じない。観戦者にとっても、選手が会場に戻ってくるところで応援したり、順位を確認したり出来る。観戦者視点の競技形式であり、フットOにも取り入れる価値は大いにあるのではないだろうか。
スキーオリエンテーリングのコース距離はフットOと同じように直線距離で表記される。基本的に道を使うスキーオリエンテーリングではルート距離は直線距離の1.5倍ほどになるという。すなわち男子エリートコースでは22キロ、女子エリートコースでは15キロの距離を滑っていることに注目していただきたい。スキーOのトップ選手はすさまじいスピードでナビゲーションを行っていることが容易に想像できよう。
速報より、
| ME - 15km | |||
| 1 | 堀江守弘 | 1:22:51 | ブルータグ |
| 2 | 田中陽希 | 1:31:16 | EAST WIND |
| 3 | 高橋善徳 | 1:40:36 | みちの会 |
| 4 | 黒田幹朗 | 1:42:01 | 横浜OLC |
| 5 | 山田敦史 | 1:45:50 | 青葉会 |
| 6 | 東井透 | 1:57:37 | |
| WE - 10km | |||
| 1 | 酒井佳子 | 1:04:34 | 札幌農学校 |
| 2 | 高橋美和 | 1:23:04 | 水篶刈 |
| 3 | 白鳥桂子 | 1:31:41 | 水篶刈 |
| 4 | 大里真理子 | 2:54:27 | アークコミュニケーションズ |
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