22日、毎年恒例のウェスタンカップリレーが今回は大阪府OL協会主催、大阪OLC主管で大阪府富田林市の錦織公園で開催された。WAは朱雀OKが15分もの大差で、MAは秒差の激戦の末OLP兵庫(通称P)が逆転で、それぞれ優勝を果たした。
ウェスタンカップリレーは定期開催されているリレー大会としては国内最古と言われている(インカレもリレーの導入のほうが新しいので、リレーの大会としてはこちらのほうが古い)。開催の飛んだ年もあるが、四半世紀にわたり歴史を重ねてきた。今年も東海地区や金沢大、東北大からの参加もあり、関西・西日本に限らず門戸を広げている大会だ。
カップ対象7クラスのうち、MAとWAが真のクラブ代表チームナンバーワンを決めるべく各クラブ1チームのみを代表とするのに対し、他の5クラス(MS、WS、MJ、WJ、MV)は同一クラブかつ年齢・性別の条件さえ満たせば代表チームを複数出すことができる。今大会ではWJにはエントリーがなかった。
錦織公園(にしこおりこうえん)は古くからO-Mapが作られ使用されてきたが、2005年に開かれた大阪OLC30周年大会でJSSOM準拠地図として生まれ変わり、今大会では修正調査がなされた。開けた低地が芝生広場として整備され、山林部分は概して急峻な尾根沢が発達して自然そのままに維持されている。
近年の国内のリレーの傾向として、本大会のように公園が使用されることが増えている。現在地ロストをして林の中を延々とさまよい続けることになればリレーとして致命的なロスとなるが、公園であればなかなかそうはならない。錦織公園も山林部分はワイルドとはいえ、発達した道のネットワークがリロケートを比較的容易にしてくれる。結果としてアンカー同士の秒差の争いが増えているとすれば、走る側にも観戦する側にも面白みが増していると言えるかもしれない。
コースは、山林部分をショートレグで結んだものやルートチョイスのあるロングレグを織り交ぜ、概して道走りを中心にリレーらしいスピーディーなものが組まれた。一度会場に戻ってくるスペクテータコントロールを最終コントロールと同一のものとし、長短2つのループを回る格好だ。1つ目のループはMA、WA(同じコースのMS、MASも)共通のものが組まれた。
WAは1走こそ京大・京女OLCの関谷麻里絵vs朱雀OKの井手恵理子が緊迫した争いを見せたものの、結果的にはさらに世界選手権代表の加納尚子を擁する朱雀OKが他を寄せ付けず15分差をつけ圧勝。MAは3走第1ループ終了時点では名古屋大がトップに立っていたが、OLPルーパーの片山裕典がミスはあるも最速のタイムを叩き出し、第2ループで逆転。30秒ほどの差で勝利をもたらした。
関西のクラブ・団体を中心に持ち回りの大会だが、会場では次回開催の予告がなされた。関西学連主催に関西地図製作所が協力する形で来年2月21日に開催される。ここ2年を見ると、優勝候補のチームがペナで失格する、SIカードを落として探し出すタイムロスで脱落する、寝坊で出走時間に間に合わない、といった事態が見られる。各クラスとも純粋に力勝負が展開されることが望まれる。
以下、速報より
| MA | |||
| 1 | OLP兵庫鬼ころし | 1:56:32 | 安田-岩倉-片山 |
| 2 | 名大OLC | 1:57:03 | 寺村-谷川-松井 |
| 3 | 大阪OLC | 1:59:43 | 尾島-山根-松本 |
| WA | |||
| 1 | 朱雀OK | 2:21:44 | 井手-松本-加納 |
| 2 | OLCルーパーC | 2:36:59 | 鳥羽-西脇-落合 |
| 3 | まあぁ大阪OLC | 2:53:15 | 堀-細川-田川 |
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