「希望が丘」は今日も別の顔 -パークOツアー in関西2008 滋賀大会

2008年11月17日
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 現在、滋賀県内で最もよく知られたオリエンテーリングの名所と言えば「希望が丘文化公園」である。11月16日(日)の同公園内では、「パークO関西滋賀大会」が開かれ、多くの参加者を集めた。

かつて西日本大会や、全日本トレイルO選手権が開かれたこのテレインは広大で、なおかつ使い勝手が良い。2008年秋に入ってからも、「滋賀県・京都府合同全日本リレー代表選手選考会(9月7日)」、「希望が丘ロゲイン(10月5日)」が開かれた。一部で「また『希望が丘』か」という声も聞かれるものの、大会ごとに使用エリアや競技形式が変わり、常連参加者さえも飽きさせない工夫が見られる。今回のパークO関西滋賀大会では、予選決勝方式の、しかも「ウイニング10~12分」という、スプリントとしても短めといえる高速コースが提供された。

「希望が丘」では、これまでに微地形とヤブによって多くの選手が「絶望の淵」に陥れられてきた。しかし、今大会はオープンと道を多用し、低速ナヴィゲーション区間を排除。その上で、しっかりと読図時の注意レベルの切り替えを問う設定がなされ、テレインの潜在能力を知らしめることに成功していた。翌週に全日本スプリント選手権(インカレスプリント試行大会を併催)を控えた選手たちにも、良いシミュレーションの機会となったことだろう。

パークO関西滋賀大会の魅力の一つに、行列のできる名店「CLUB HARIE(クラブハリエ)」(http://clubharie.jp/)のバームクーヘンが賞品として提供されることがある。今回もプログラムや場内放送で賞品が告知されており、各クラス優勝者は笑顔で表彰式に臨んでいた。ただし、優勝者といえども、表彰式を欠席すれば、この垂涎の品を獲得する権利を失う。表彰式後には「じゃんけん大会」が行われ、その勝者が受け取り手のいなかったバームクーヘンを代わりに手にすることとなった。閉会式では、「滋賀県協会は、ここ希望が丘で、これからも手を変え品を変え大会を開いていきます。でも、賞品のバームクーヘンだけは変えません」という責任者からの高らかな宣言が聞かれ、喝采が起こった。

毎年恒例の大会も、通い慣れたテレインも、そしてオリエンテーリングそのものも、運営者の、そして参加者の心持ち一つで毎回新しいものに変えることができる。そう感じさせてくれる秋の一日だった。

以下速報より、

MA-AF - 1.87km
1松澤 俊行 0:09:44三河OLC
2松井 健哉 0:10:22名大OLC
3谷川 友太 0:10:40名大OLC
4鈴木 陽介 0:11:03ぞんびーず
5長谷川 啓 0:11:46岐阜OLC
6山口 尚宏 0:11:57OLCルーパー
WA-AF - 1.62km
1河崎 千里 0:15:06無所属
2花井 理沙 0:17:47椙山女学園大学
3深川 久美子0:18:20朱雀OK
4松本 知佐子0:19:22朱雀OK

[posted by mazzawa]
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