REAL! ガチンコ!! 真剣勝負!!! 愛知県・静岡県合同全日本リレー対策練習会

2008年11月16日
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 2週間前、3日間大会に沸いた愛知県三河高原エリアのテレインも、この週末から狩猟が解禁。自ずと、オリエンテーリングでの使用も遠慮がちとなる期間に入る。そうした中、禁猟区である野外教育センター周辺エリアでは、コンパクトながら、ホットな練習会が開催された。

 11月15日は、全日本リレー開会式3週間前の土曜日。たまたま同日に同エリアで練習会を企画していた静岡県と愛知県の両選手団は、事前調整によりメニューを共有、運営上の役割を分担することに決定した。その結果、参加60余名の盛大な「全日本リレー対策練習会」が実施されることとなった。

 「多数派」の愛知県選手団は、各3人の19チームを構成し、実際に3人制リレーを走る機会とした。「『リレー風の練習』では味わえない、『リレーそのもの』に独特な環境や心理状態を経験する」ことを狙いに、地図置き場やパブリック・コントロールも設けられた。さらに、フィニッシュ後には地図が回収され、1走から3走への情報伝達も促された。

 「少数派」の静岡県勢は、愛知県の欠席者の補充に回ると共に、1走と同時スタートの個人クラスに出走。1走スタート時刻には30名近くの選手がスタートラインに並び、マススタート特有の緊張感がみなぎった。スタート直前の応援に対し、誰からともなく「本物のリレーだ・・・」との声が挙がっていた。

 使用エリアが限られた関係もあり、縮尺5000分の1の、ただしスプリント仕様ではない地図で競技が行われた。地図の読みやすさと、個々のレッグの短さがスピードアップに一役買ったようで、登りの多いコースながら、キロ当たり10分を切る好タイムをマークする選手も少なくなかった。練習会の一週間後、リレーの前にやって来るもう一つの日本一決定戦、全日本スプリント選手権(インカレスプリント試行大会を併催)に向けて、距離感とスピード感の調整になったと感じた選手もいたようだ。

 スピードアップ、チームメイトの声援等、「リレー特有の恩恵」にあずかる選手もいる一方で、「他人の動きにつられた」「舞い上がってコントロールを飛ばしてしまった」等、リレー特有の失敗をし、落胆する選手も見られた。しかし、この時期にこの種の屈辱的な体験をしておくことは、本戦に向けてはかえってプラスになる可能性がある。各個人だけではなく、チーム全体としても「経験値アップ」がなされたであろう静岡県・愛知県両選手団が、全日本リレー当日にどのようなパフォーマンスを見せてくれるか、注目に値する。

[posted by mazzawa]
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