21日の札幌市南区は曇り。気候的には秋らしい、オリエンテーリングに最もふさわしい一日となった。伝統の北大大会が、長年「五輪樹」の名で親しまれてきた森を舞台に開催された。
近年、クラブ大会の連続開催を見合わせる大学が多い中、北大大会は今年で31回目を迎えた。今年は昨年に続き札幌市南区での開催で、テレインは昨年の「切羽青雲」の北東方向に位置する。クマザサが特徴的なのは土地柄だろう。
北大大会の前日は、Park-O Tour Hokkaidoの年間5戦のうちの1戦を開くのが恒例となっている。20日は実質北海道OL協会からは山田健一氏1人の運営だったが、北大大会のスタートパート員に、スタート業務を演習を兼ねてまかなってもらうという取り組みが見られた。北大大会本番では、その成果が発揮されただろう。
(Park-O Tour Hokkaidoの情報は北海道OL協会のページから)
http://o-hokkaido.com/index.htm
テレインの「楓蔭桜山」は長年使われてきた「五輪樹」の中でも最も植生が良く使い勝手の良い範囲。実際、ここ15年の北大大会で4度も使われている。エリアは東西・南北とも約1kmとコンパクトだが、これには理由がある。実は地図調査は北に隣接する範囲でも行われたが、植生を考慮してあえて使わず、地図に載せなかったのだという。おいしい部分を最大限使ったコースセットだそうだ。
今回は年齢別で参加者に乏しいクラスを作らないよう、クラス分けをA、B、N、Gのみとする大幅効率化。Aクラスでは男女別の表彰がなされた。男子は北大OB2年目の真名垣友樹が同地での経験の差を生かして制勝。2位は栗城吾央(岩手県立大学OB1年目)、3位津島直樹(岩手大3年)と岩手勢が続いた。女子トップは北大OGで9位の酒井佳子。
当日の晩は恒例の北大コンパ。遥か昔は100人コンパなどと言われた宴も、今や総勢13人の部員に同程度の参加者が加わるといった規模だ。今年は中華料理食べ飲み放題だった。お礼を兼ねて山田さんが招待されたり、仕事で北海道出張に来たOBが大会に出ずに顔を出すなど、なくてはならない場として維持されている。
北海道協会の方が身近で面倒見よくしてくれているとはいえ、人数規模的にも立地的にも恵まれているとは言い難い。そんな中、運営の中心者は寝る間を惜しんで準備し開催されたのが、第31回北大大会だ。伝統の灯がこの先もさらに灯し続けられることに期待したい。
速報より、
| A 4.2km up210m | |||
| 1 | 真名垣友樹 | 52'19" | 札幌農学校 |
| 2 | 栗城 吾央 | 56'15" | 岩手・風になるEST |
| 3 | 津島 直樹 | 61'59" | いわて風になるEST |
| 9(女性1位) | 酒井 佳子 | 67'02" | 札幌農学校 |
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