大汗もまた良し!猛暑の本格スプリント-OLCルーパー夏の練習会

2008年8月18日
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 高温多湿の日本の夏。平野部の林には藪が茂り、虫も大量に発生する。正直、「オリエンテーリングには向いていない」とも言える。そんな猛暑の夏の週末、愛知県大府市の都市公園「あいち健康の森」では、OLCルーパー夏の練習会が開催されていた。

 東海地方の年中行事としてすっかり定着した「根の上高原大会(5月上旬開催)」の主管団体であり、アットホームで堅実な運営に定評のあるOLCルーパー。一方で、近年は全国区のビッグ・イベントの主管からは遠ざかっている感がある。しかし、8月16日(土)のこの練習会は、着実に若手クラブ員と新たな活動モチベーションが育っている印象を周囲に与えた。


ルートチョイス・ロングレッグや、ワンコンタクト・ショートレッグなどが盛り込まれ、メリハリの利いた練習会コース。

 若手の池陽平選手、赤地祐彦選手(共に年齢は20代半ば)を中心に企画運営されたこの練習会の競技形式はスプリント。コースプランナーと当日のコントロール設置責任者には、世界選手権帰りの松澤俊行(三河OLC)を迎えて競技性と練習の有効性を保証し、広く参加者を募った。池、赤地両選手の期待通り、県内の各クラブから参加があった他、宮城県、石川県、岡山県のクラブに籍を置く競技者も迎える盛況となった。

 ウイニング設定は20分のところ、参考出走のコースプランナー・松澤のタイムは20分56秒。やや長めではあったものの、参加者の評価は「スプリントの醍醐味が詰まったコース」と、概ね肯定的であった。しかし、炎天下でハイスピード・ランニングが求められ、ミスを重ねれば軽く30分オーバー、場合によっては競技時間が1時間に達するという状況に苦しむ参加者も少なからず見受けられた。そうした参加者にとって、テレインが管理の行き届いた公園で、水飲み場付近を多数通過できたこと、運営者の配慮で練習前後に補給する水分が充分用意されていたことは救いだったか。

 猛暑の中の過酷な練習会ではあったが、会場周りのアットホーム感は薄れることはなかった。スタート前やゴール後には、世代を超えて、夏の海外遠征の珍道中ネタや練習会のルート談義に花が咲いていた。また、年代別表彰として、全日本リレーのクラス分けに準じたカテゴリー別1位の選手の名前が読み上げられ、周囲からも拍手が贈られた。

 OLCルーパーでは、今後もこうした競技性の高い練習会を企画し、外部参加も積極的に受け入れていく意向だという。新世代クラブ員たちのフレッシュな意欲は、次の主管大会にも色濃く反映されることだろう。

表彰対象の選手たち。後列左から、江崎明美選手(WE・WS)、石田美代子選手(WV)、粟野義明選手(MV)、石田亘宏選手(XV)、前列左から池陽平選手(ME)、奥村理也選手(MS)。林真一選手(MJ)は記念撮影不参加。なお、WJクラスは参加者がなかった。
[posted by mazzawa]
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