初Ⅴへ向かって!-愛知県選手団練習会

2008年6月22日
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 平成20年度6月時点で全都道府県中唯一100人を越える協会登録競技者を有し、この夏の国際大会へ数多くの日本代表選手を送り出すこととなっている愛知県。各年代の競技者が熱心に競技に取り組み、12月、三重での全日本リレーにおける初の総合優勝(過去最高位は総合2位)を目指している。

そんな愛知県選手団(団長・角岡明、監督・松澤俊行)の強化と代表選手へのチャリティを目的とした練習会が、選手団の本拠地ともいえる愛知県野外教育センターを会場として6月21日(土)に行われた。

 参加者は約50名。昼の実地メニューはミドルOとラインO。上級者向けのミドルは元々高い難易度に組まれていたことに加え、降り続く雨のために斜面は滑りやすく、見た目よりも一層厳しいコースとなった。参加者の3分の2を占めた名古屋大学・椙山女学園大学の部員たちは、翌日に東海インカレ出場を控え、モデルイベント代わりに練習会に参加していた。各自の裁量によりコースをショートカットするなど、練習量を適宜調節している様子が印象的であった。


序盤から容赦ない設定の上級者向けミドル


練習後の選手たち


課題の発見と解決のための計画が大事

 夜は、大半の参加者がそのまま野外教育センターに宿泊。翌日の大会に備え、課題の見直しやレースのシミュレーションのためのミーティングを実施した。経験豊富な選手たちから若手選手に向けてのアドバイスが多々飛び交う貴重な時間となった。ここで、「スタート直前直後にすべきこと」というテーマに対する有効なコメントの一部を紹介しよう。

  • スタート前に、前の選手がスタート枠からどの方向に走って行くかをコンパスで確認する。そうして、地図を手にした瞬間、地図上の△にどの方向から入るか、そこから1番に向けてどのように角度を変えるか想定できるようにしておく。
  • 同時スタートの選手が多い大会ではスタート直後の誘導区間で渋滞しがち。ひとまず先頭に出てから地図を読む。
  • スタート直後、地図を裏返して△マークがなかなか見つからない時は、一つのコントロールから逆回りに目で辿って見つける。

 参加者一同、昼の練習と夜のミーティングを通じてやるべきことをはっきりさせた上で、翌日の大会(東海インカレおよびその併設大会)に臨むことができた。社会人になってからオリエンテーリングを始め、クラブの合宿は初経験となる選手も「いろいろとためになった」との感想を持ったようであった。

 愛知県選手団では、明確な目標設定の下、経験豊富な熟練者とフレッシュな意欲に満ちた若手選手が相互に好影響を与えている。こうした強化練習会は、今後も定期的に設定されることとなっている。(練習会は外部参加者に開放されることもある。)全日本リレーでどのような成果が表れるか、要注目である。

[posted by mazzawa]
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