駅から近くて白い山!−佐賀県さわやかスポレク祭オリエンテーリング大会

2007年5月29日
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 27日、毎年恒例の佐賀県さわやかスポーツ・レクリエーション祭OL大会も好天 の中で第11回を迎えた。舞台は有田焼で有名な有田町(西松浦郡)。松浦鉄道の 駅から徒歩数分の青空会場には、約20名の参加者が集まった。

 佐賀県では、毎年定期的に開かれる大会として、春のさわやかスポレクと秋の 佐賀県OL大会があり、前者が5月下旬、後者が11月下旬〜12月頭に行われる(加え て少し前までは、3月末に虹の松原大会も行われていた)。どちらの大会も県協会 自前で精力的に地図作成を行っており、新規開拓テレインも珍しくない。

 佐賀県でのテレインは、交通アクセスの難しい場所に走りやすい林を求めるこ とも多いが、今回の「唐船城」は旧西有田町にあり、松浦鉄道の伊万里−有田間 なので本数も多い。会場の唐船城公園の最寄りは、地図範囲南側にある大木駅。 会場西側の敷地はこの4月にオープンしたばかりの有田大観音堂(有田焼製の大観 音が祀られている)で、食事処や土産物屋が併設されている。

 今回のテレインは、傾斜は国内では標準的。何よりも特筆すべきは、薮を切ら せずに無理なくコースの組める植生の良さ。気持ちよく走れるAの林が随所に広が っている。地図はいつもどおりの信頼性の高さで、植生もきっちり4段階で調査さ れて違和感を感じさせない。有力クラブ作成の地図に引けをとらない出来で、10 年前の嬉野の西日本大会を知っていれば、その一端を垣間見ているはずだ。

おいしいところをうまく使ったコース設定

 今回のコースは、前半登って後半一気に落とす設定。限られた人手を会場に集 中させるレイアウトは、地方では常識。それにより増えるアップも、まったく問 題のない範囲だ。スタート枠までの誘導がない分、公園内に5個のコントロールを 置き、会場周辺を1:2500にしたウォームアップ用の地図が用意された。おかげで ほどよく体をほぐしてスタートすることができた。

 ほかにも近隣スポットの割引券付観光パンフレットの配布、フィニッシュで渡 されるジュースの氷を入れたクーラーボックスでの保冷、ルート検討用の拡大マ ップの用意など、きめ細やかな配慮が随所に見られた。競技面だけでなく、あら ゆる点で参加者の満足を追求した姿勢が感じ取れ、良い大会と印象付けられる。

 このように高い運営能力を持つ佐賀県だが、ごく限られた人員に頼られる構図 はここでも例外ではない。参加者が増えれば大きな支えとなるのだろう。今回は グループクラスの参加が見られなかったが、個人4クラス(A、AS、B、C)合わせた 参加者数は、一時期よりは盛り返した。近頃活動を活発化させている九州オリエ ンティアにとっても、OLを楽しむ貴重な機会となっただろう。

 本州からは決して近くはないが、九州観光の途中で立ち寄るには余りある質の 高い大会だ。気合い入れてわざわざ出かける価値もあるが、佐賀の大会に合わせ て旅行計画を立てるのも良いだろう。

以下、速報より、

個人A
1位 奥村理也 0:53:53ウルトラクラブ
2位 長友志朗 1:21:22長崎市OLC
3位 (女性1位) 大平峰子 1:23:15博多OLC
7位 (女性2位) 半田博子 1:52:43博多OLC

[posted by ult]
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