JWOC合宿1

2007年4月17日

 春の陽気な日差しの中,14-15日と長野県駒ケ根市にてJWOC合宿1が行われた.今回はナショナルチーム(NT)と同時開催の合宿となり,総勢50名以上の大合宿となった.

 1日目は直進練及びロング対策練を行った. 直進練では三角と丸,レッグ線のみが書かれた地図を用い歩測と直進の精度だけで森の中にたくさん設置されたポストの中から正しいポストへたどり着くことを行った. きれいに正しいポストにたどり着けた選手もいたが,なかなか当たらず苦戦している選手もいた.

 ロング対策練ではロング種目を意識した練習のためポスト位置の難易度は比較的簡単に設定されていたが,男子が10.8km,女子が6.6kmと非常にタフなコースであった.選手からも体力不足を痛感したとの声が多く聞かれた.

 ナイトメニューは簡単な自己紹介とその日の反省,細かいスケジュールの話などがあった. また,ミーティング後のロブ(ナショナルチームコーチ)からのオーストラリアのテレイン紹介では目を輝かせて熱心に話を聞く選手の姿を見ることができた.

 二日目はダウンヒル形式のミドル練を行った.地図上から道を全て消した特殊な地図を用い,正確なナビゲーション能力が問われる練習であった.3種類の地図が用意され,選手たちは各自コーチたちにランオブをしてもらいながら練習に励んでいた.地図から道がないだけでもかなりの情報がなくなり,また,道・沢・溝の区別がつきにくくなったことから つぼる選手も少なくはなかった.直進などのナビゲーションの正確性はもちろんのこと,やぶや特徴物の使い方なども鍛えられる練習であった. また,最後のまとめとしてヒルクライムタイムアタックが行われた.

 ヒルクライムタイムアタックは同時に行われていたナショナルチームの合宿で前日に行われたもの.距離1km,アップ120mのトレイルを登るもの.それを急遽日曜のメニューに組み入れたのだが,単純に走力(登坂力)でどれほどの差があるのか,興味深かった.以下,NTとJWOCの両方のタイム.

男子
  1. 松澤俊行 05:22 NT
  2. 円井基文 05:23 NT
  3. 坂本貴史 05:23 NT
  4. 紺野俊介 05:25 NT
  5. 高橋雄哉 05:36 JWOC
  6. 鹿島田浩二 05:46 NT
  7. 安斎秀樹 05:46 JWOC
  8. 長柄久光 05:52 NT
  9. 源後知行 05:52 NT
  10. 崎田孝文 05:55 JWOC
  11. 津島直樹 05:56 JWOC
  12. 小山温史 05:58 NT
  13. 高橋善徳 06:02 NT
  14. 加藤弘之 06:03 NT
  15. 篠原岳夫 06:12 NT
  16. 神谷泰介 06:12 JWOC
  17. 真壁啓司 06:21 JWOC
  18. 久米 航 06:26 JWOC
  19. 大橋悠輔 06:27 JWOC
  20. 西村徳真 06:28 NT
  21. 角森哲博 06:31 JWOC
  22. 山本真司 06:38 NT
  23. 宇野駿介 06:38 JWOC
  24. 土屋裕輝 06:42 JWOC
  25. 小野田剛太 06:58 NT
  26. 片岡裕太郎 07:10 JWOC
  27. 丸藤 純 07:25 JWOC
  28. 小見山斉彰 07:44 JWOC
女子
  1. 番場洋子 06:58 NT
  2. 朴峠周子 07:10 NT
  3. 加納尚子 07:22 NT
  4. 千葉光絵 07:22 NT
  5. 渡辺円香 07:33 NT
  6. 関谷麻里絵 07:48 NT
  7. 石山佳代子 07:58 NT
  8. 高野美春 08:40 JWOC
  9. 根本真弓 08:52 JWOC
  10. 青山由希菜 10:12 JWOC
  11. 永田有佳里 10:20 JWOC
  12. 鈴木聡子 10:27 JWOC
  13. 田川雅美 10:32 JWOC
  14. 白形由貴 10:43 JWOC

 今回は最初の合宿であったため,まだまだ不十分なところが多く各自が自分の課題を見つけられた合宿だったと思う.今後3回の合宿が行われるが選手たちの伸びに期待したい. なお,次回の合宿は5月3-5日の日程で静岡で行われる.

 合宿を終わっての感想を選手たちに書いてもらったので以下に紹介する.

一日目の直進歩測練習は実は初めてで、色々戸惑うところが多かったのですが、自分には右寄りの癖があるということがわかったことだけでも大収穫でした。また二日目の道なし地図使用での技術練習では、一本目に丁寧な指導をしていただいたので、二本目は直進やコンタリング、特徴物を利用するということを実践に上手く取り入れることができました。その他、個別面談でもこの機会を元に自分がなにをしていきたいのかなどの意識アドバイス、トレーニング面などのアドバイスなど再確認・挑戦してみたいなと思う事も沢山あったので今後につなげていきたいと思っています!(田川)


楽しかったです.(根本)


直進,歩測が少しはできるようになってきましたが,スピードを出しつつそういった技術を使える段階はまだまだ遠いと感じました.これからJWOC本番までに練習してできるようになりたいです.(永田)


いろいろと自分の問題点の一部がわかったような気がします.失敗も多かったですがその分多く学ぶことができたと思います.(鈴木)

 ∧@⌒@ヘ
  イ /((^リ))ヽ
  / リ ゚ -゚ノリ)
  ⊂)V:Vつ
  . /__l_〉
    し'ノ

自分の体が技術とともにまだまだ不足していることを強く感じた合宿でした.この体験を今後の練習に生かしていきたいと思います.(大橋)


駒ヶ根での合宿は、ロング11kmや1kmのヒルクライムなど体力の無い自分に とっては結構ハードなものでした。もっと体力をつけなければと気持ちが引き締 まりました。また今回、集中して直進と歩測の練習をする事が出来て結構精度が 上がったかなという感じで満足しています。後、色々な話をコーチの方々から聞 けて良かったです。合宿にてオーストラリアの地図を見ましたが、とても難しい という印象を受けました。もっとレベルアップしないと厳しいだろうなと思いま す。次の合宿も頑張りたいと思います。(土屋)


多くの優秀なスタッフに恵まれ、とても有意義で楽しい合宿でした。 今回の合宿では体力・技術ともに満足できるレベルに達していないことがよくわかりました。特に技術力の向上は不可欠であり、これから数か月で猛練習しなければ、現地のテレインでは戻ってこられないと感じました。(神谷)


すごく楽しい合宿でした。そして自分の技術力や体力不足をあらためて思い知らされました。(青山)


一日目のロング練習でも自分に体力が無いことは実感しましたが、それよりも 何よりもヒルクライムで最下位で今までの自分を猛省しました。また、技術的 にも当然ながらまだまだなので精進します。練習してすぐできるというもので もないと思いますが、直進はもっとやらないと全く使い物にならないというこ とがよく判りました。(白形)


はっきり言うと,とっても疲れました.合宿2に向けてトレーニングをしていきたいと思います.(宇野)


今回の合宿では,まだまだ基礎的なことができていないことがよくわかりました. 今回のレースの反省をしっかりして,次のレースに生かしていきます.(高野)


1日目のロングでは体力面で、2日目のミドルでは技術面で、今の自分の力とオーストラリアでのJWOCで要求されている力のギャップを、漠然とですが知ることができたと思います。この経験を無駄にせず、JWOCまでにできることをしっかりとこなしていきたいと思います。(小見山)


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