第24回ジュニアチャンピオン大会は21日、埼玉県『日和田山』にて行われ、JME宇野夏樹(武相OLK)、JWE宮川早穂(ES関東C)がそれぞれ優勝した。宇野は2005年の第22回大会から3連覇。
高校3年生の宇野はJWOC2005,2006の日本代表選手でもある。しかし大学受験のために夏〜秋は大会会場に姿を見せることは無かった。その久しぶりの状態で3連覇は成るのか、他にも伸びてきている高校生が多い中、混戦が予想された。スタート時刻が早いほうだった宇野は早々にフィニッシュへと姿を見せた。
同じく武相高校の町井瑞希と同時に最終コントロールに現れ、最後は競りながらフィニッシュ。町井は宇野の6分前のスタート。高校生の中ではなかなかの実力を持つ選手だが、後半かなりミスを連発し宇野に追いつかれてしまったらしい。宇野に3連覇の感触を聞くと「わからない。途中(9-10)で駿介に会って…あいつがこの後18分で回ってくるかどうか…。」と弟である宇野駿介の存在を強く意識していた。駿介は夏樹の18分後スタート。
そしてそれから十数分後、弟、駿介がフィニッシュへ。夏樹のタイムはフィニッシュ地点ではわからなかったので正確にはわからなかったが、どちらも「今日はタフだった」と漏らしていた。結果は夏樹が39秒差で競り勝ち、3連覇を決めた。兄弟で競りながら1位と2位。最大のライバルが一番身近にいるというのは大きな刺激かもしれない。
一方女子は今年も参加者が少なく、2人での争いとなった。昨年まで2連覇の高野美春は今年は未出場。やはり高校3年生であり、今日の大会がセンター試験と重なってしまったのは残念だった。
女王不在の対決を制したのはES関東Cの宮川早穂。若干13歳。13歳ながら大会経験は豊富で今年はジュニアチャンピオン優勝をステップにJWOC出場を目指す。そしてまだ13歳ということはこれから最大6連覇(?)までの可能性がある。これまでのジュニアチャンピオンの最高は3連覇。前人未到の第一歩が始まったのかもしれない。
ところで今回は最終コントロールからテープ誘導を外れてそのまま道を下っていってしまう選手が多く見られた。大会経験が多いものほど「最後は(地図を読む必要もなく)道を駆け抜けてゴールへ」という先入観があったのかもしれない。テープ誘導はあったのだが、コントロールの設置された場所とは道の対面側から始まっていた。普通に走っていれば最終コントロールと一緒に見えそうなものだが、多くの選手が見逃したようだ。若年齢層(M/W12)の選手はほとんどの選手が間違えていたが、これはフラッグしか見えていないのかも知れない…。 そういえば昨年も最終コントロールに行く前にゴールへ来てしまう選手が多くいた。(最終コントロールへ向かう道をオーバーランするとゴールへ来てしまった。)ジュニアチャンピオン大会は最後の最後まで気が抜けない大会、ということか。
【JME宇野夏樹選手のルート図】
(地図は容量縮小のために一部加工してあります。)
以下、速報より
| JME | |||
| 1 | 宇野 夏樹 | 0:42:17 | 武相OLK |
| 2 | 宇野 駿介 | 0:42:56 | 武相OLK |
| 3 | 堀田 遼 | 0:44:15 | OLC東海 |
| 4 | 細淵 晃平 | 0:44:21 | 桐朋IK |
| 5 | 福井 直樹 | 0:45:03 | 桐朋IK |
| 6 | 関山 啓 | 0:47:15 | 麻布学園OLK |
| JWE | |||
| 1 | 宮川 早穂 | 0:59:31 | ES関東C |
| 2 | 藤田 雲母 | 1:00:50 | 岐阜OLC |
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