大雨の波乱−岩手大大会

2005年10月24日

 前日からの雨が更に激しくなり、大会開催すら危ぶまれた岩手大大会、苦しいレースを制したのはM21A奥村理也、W21A酒井佳子だった。

 激しい雨、ぬかるんだ斜面、広大なテレインにタフなコース...出走者の4割ほどが完走できなかった今回の大会、勝負を分けたのは悪条件の中でも戦い抜く意志の強さだったのだろうか。

 前日の岩手県立大大会も雨だった。参加者が会場に現れること、雨は止むどころか更に強くなっていた。大会中止の提案もなされた。が、最後の決断は参加者自身に任せることとなり、なんとか第21回岩手大大会は開始された。 スタートは無事行われたものの、選手がゴールしてこない。フィニッシュエリアに現れるのはリタイア者ばかりの状態が続いた。ウィニングタイムはM21Aで70分だったが、優勝候補の高橋善徳(ときわ走林会)のスタートから70分が経っても、完走者が現れない。それから十数分後、ようやく選手たちが帰ってきた。 2週間後のインカレロングのシード選手や日本ランキング上位者たちが続けてゴールしていく。みなそれぞれに大変なレースだったようだ。

 高橋善徳が96分でゴールするものの、なんとミスパンチで失格。昨年のインカレロングチャンプ坂本貴史(ときわ走林会)が104分でゴールするものの、当日参加のため、表彰対象外。そんなレースを制したのは奥村理也(OLC吉備路)だった。ゴール後、奥村はすぐさまテレインへと舞い戻った。 なんと途中の斜面でぬかるみに靴を取られたとのこと。そんな足で最後まで走り向け、優勝。2位との差は1分16秒。靴を履きなおしていたら逆転されていたかもしれない。

 雨の中、運営も相当大変だったと思うが、岩手大OLCの対応は素晴らしかった。会場内ではスタート前から暖かい紅茶やココアのサービス、急遽用意したと思われるタオルを参加者に無料で配布。レース後はフィニッシュテントにて暖かい飲み物も振舞われた。このような細かい気配りが嬉しかった。

 来年は県立大との連携をより深めた大会を計画しているようだ。来年もまた参加したい、と気持ちよく思える大会だった。

 以下、速報より

M21A
参考坂本貴史1:44:49ときわ走林会
1奥村 理也1:51:15OLC吉備路
2後藤 大輔1:52:31東北大OLC
3櫻本 信一郎1:58:06仙台OLC
4新 隆徳1:58:26入間市OLC
5永井 亮2:02:06東北大OLC
W21A
1酒井 佳子1:57:01札幌農学校
2姫野 祐子2:06:54仙台OLC
3門間 幸恵2:15:22MGOLC
4下村 佳奈2:15:39航走の会
5吉田 恵美2:34:32新大OLC
6千葉 光絵2:38:30MGOLC

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