心拍トレーニングはいかが?

2004年8月10日

 あなたのトレーニングは、何を基準に行っていますか?距離ですか?時間ですか?ただ長い距離を走ればいい、ただ長い時間走れば強くなれる、と言うものでもありません。心拍数を一つの目安に使ってみませんか?

 運動中の心拍数を記録し、PCに取り込んでグラフ化し、自身を管理する。そんな時計が今、トップ選手を中心に広まっています。

 人間が運動するには酸素が必要です。その酸素を身体中に運ぶのは血液です。心拍数が高ければ、それだけ多くの酸素を送ることができ、高いパフォーマンスが行えます。なので、心拍数とは自動車で言うタコメーターのようなものです。 運動中の自身の心拍数を知ることにより、その運動の強度などを客観的に知ることができます。
 そして、トレーニングによって心臓が鍛えられれば、同じ運動でも少ない心拍数で行うことができます。運動中の心拍数を記録しておくことにより、自分の能力が上がっているかどうかを客観的に知ることもできます。
 他にも利点はあるのですが、とにかく、心拍数を目安としたトレーニングはオススメです。

 では、運動中の心拍数を知るにはどうしたらいいのでしょう?運動中、胸に手を当てれば心臓の音を聞くことはできます。このくらいの強度でこのくらいの心拍数、と覚えておくのもいいでしょう。しかし、今は心拍数を自動的に測って記録してくれる時計があるのです。
 左の写真は10☆Cupリレーの時の高橋善徳選手ですが、このときお腹についているもの、見たことありませんか?これが心拍数を測る機械なのです。この機械で心拍数を測り、時計にそのデータを転送して、表示・記録しています。
 心拍数を測るこの時計はpolar社が数多く発売しています。グレードは様々ですが、トップ選手などはPCにデータを転送できるSシリーズを使っているようです。
 ワタシもこの夏、S610iという機種を購入し、心拍トレーニングを始めています。


 このPCにデータを転送できる時計には付属のソフトウェアがあり、それを使うと簡単にトレーニングを管理することができます。
 右の画像はトレーニングカレンダーで、日ごとの運動の種類・時間や週ごとの心拍領域の割合がわかります。時計に蓄積されたデータをPCに転送するだけでトレーニング時間なども自動的に入力されるので管理が非常に簡単です。
 次は各運動中の心拍数の変化グラフです。設定にもよりますが、5秒毎の心拍数がグラフで表されます。もちろんラップも取ることができ、グラフにも反映されます。画像はワタシのレース時のものですが、各コントロールでパンチのために止まっている様子が良くわかります。また、自信がなくスピードが弱まっているところでもやはり心拍数は落ちています。
 ほかにも、週ごとの運動データを棒グラフにしたり、その中での心拍数領域の割合を見ることができます。この例だとトレーニング時間が少なすぎて恥ずかしい限りなんですが…。ここに示した3つの画像以外にも様々なグラフを用いて分析することができます。

 トレーニングによって鍛えられると、同じ運動でも少ない心拍数で行動することができます。つまり、普段安静にしている時の心拍数も下がってきます。1年前よりも安静時の心拍数が10減った、となれば、この1年間で確実に鍛えられているという客観的な指標にもなります。

 心拍トレーニングや時計についてはpolar社のWebサイトを参考にしていただくと良いと思います。日本のオリエンテーリング界においては多摩OLの菅原琢さんが詳しいので、心拍計付時計に興味を持たれたら菅原さんに問い合わせてみるのもいいでしょう。
菅原さんの連絡先はtaku■orienteering.com(■=@)です。


《参考》
 »Polar(英語)...http://www.polar.fi/
 »Polar(日本語)...http://www.polar.jp/
posted by c-miya
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